「大脱出」PRのため、シュワルツェネッガー「I'm back！」

［映画.com ニュース］　ハリウッド俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーが12月2日、主演映画「大脱出」のプロモーションのため、来日した。シュワルツェネッガーの来日は、「ラスト・スタンド」PR以来、約9カ月ぶりとなる。

シュワルツェネッガーが成田国際空港に到着したのは、午後7時19分。その勇姿をひと目見ようと、到着ロビーには約300人のファンが集まった。若い女性や男性を中心に、小さな子ども連れまでが「シュワちゃーん！」という歓声を送るなか姿を現したシュワルツェネッガーは、呼びかけに笑顔を浮かべ、サインに快く応じるなど、ひとときの交流を楽しんだ。

取材に駆けつけたマスコミ陣には、「映画『大脱出』のプロモーションのために日本に戻ってきたぜ（I'm back）！　日本は素晴らしい国で大好きなんだ！　日本の友達にも会いたいし、買いものにも行きたいね。ジャパンプレミアも今から待ち遠しいよ！」と親日家らしいメッセージ。意気揚々と空港を後にした。

同じフライトで日本に到着した乗客からは、「飛行機を降りる時に、シュワちゃんから“I'll be back！”と言われたんだよ！」と興奮する声も聞こえ、機内でもファンサービスに応えるシュワルツェネッガーの気さくな態度がうかがえた。

「大脱出」は、シルベスター・スタローンとシュワルツェネッガーが本格共演を果たした脱獄アクション。洋上のタンカーに建造された難攻不落の巨大刑務所を舞台に、無実の罪で投獄されたセキュリティ・コンサルタントのブレスリン（スタローン）の壮絶な脱獄計画をアクション満載で描く。シュワルツェネッガーが演じるのは、ブレスリンの前に立ちはだかる囚人たちのボス、ロットマイヤー。ジム・カビーゼル、サム・ニール、ビニー・ジョーンズら実力派陣も共演。

シュワルツェネッガーが出席するジャパンプレミアは、本日12月3日開催。2014年1月10日から全国で公開。