J・J・エイブラムスが宮崎駿氏にラブコール!「スター・トレック」米イベント映像を入手

2013年11月11日 16:53


実物のスペースシャトルを前にしたエイブラムス監督
実物のスペースシャトルを前にしたエイブラムス監督

[映画.com ニュース] J・J・エイブラムス監督の人気SFシリーズ第2弾「スター・トレック イントゥ・ダークネス」のブルーレイ&DVD化が決定し、スペースシャトル・エンデバー号が展示されている米カリフォルニア・サイエンス・センターで9月にリリース記念イベントが開催されたときの模様を伝える映像を、映画.comが入手した。

エンタープライズ号のデッキを思わせるホワイトカーペットが敷きつめられ、全長40メートルのエンデバー号の展示室で行われたイベントには、エイブラムス監督を筆頭に、レナード・ニモイサイモン・ペッグジョン・チョウアリス・イブピーター・ウェラーブルース・グリーンウッドナズニーン・コントラクターらスタッフ&キャスト陣と、関係者約300人が参加。報道陣はスチルカメラ約30台、ムービーカメラ約50台、記者・レポーター150人が世界各国から結集する大規模なものとなった。

映像では、「どんな壮大なSF冒険活劇も、やはり本物にはかなわないね」と言うエイブラムス監督のほか、キャスト陣へのインタビューを収録。メイキング映像も織り交ぜながら、今回リリースされる映像ソフトの豊富な特典映像をアピールしている。

親日家で知られるエイブラムス監督は、収録された映像以外にも日本のファン向けの質問に丁寧に対応。今夏で実に9回目にのぼる来日の思い出については、「ひとつだけ挙げるのは難しいが、以前東宝スタジオを訪れて、黒澤明作品やゴジラに使われたセットを見学した。かつて黒澤監督の下でお仕事をされた方ともお会いできたし、素晴らしい体験だった」と明かした。イベント開催時に発表された宮崎駿監督引退の報についても、「とても残念。彼は僕の最も敬愛する映画監督のひとり。卓越したフィルムメーカーだし、作品は感動的で洗練され、ゴージャス。真のアーティストだと思う。『(映画を作らないのは)もう飽きた!』と退屈して、引退期間がすぐに終わって戻ってきてくれるのを祈っているよ!」と敬意あふれるラブコールを送った。

スター・トレック イントゥ・ダークネス」は、宇宙艦隊の士官であるにもかかわらず地球に反旗をひるがえした謎の男ハリソン(ベネディクト・カンバーバッチ)に立ち向かう、カーク(クリス・パイン)やスポック(ザッカリー・クイント)らエンタープライズ号クルーの戦いを描くSFアクション。気になるシリーズ第3弾についてエイブラムス監督は、「今はまだ話し合っている段階。どういう展開になるか楽しみだよね。詳しくはまだ話せないが、面白いことになりそうだよ」と話した。

ブルーレイ&DVDは、14年1月8日リリース(12月18日からダウンロード先行配信)。

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