若者向けの米ネットワーク局がインターネット局の試験運用を開始

［映画.com ニュース］　米5大ネットワーク局のひとつであるCWが、CW Seedというデジタルネットワークの試験運用を開始したと、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。

CWは、CBSとワーナーの合弁事業で、18～34歳の若い視聴者層をターゲットにした番組構成で知られている。同局の視聴者層の約2割が、スマートフォンやタブレット、インターネットTVなどで番組視聴をしていることから、同局はデジタル機器向けの独自スタジオ兼サイト、CW Seedを立ち上げた。同サイトでは、これまでYouTubeで公開されていた「Husbands」のシーズン3や、独自コンテンツの「Stupid Hype」や「Backpackers」、アニメ番組「Gallery Mallory」などを配信することになる。

アメリカのテレビ業界は、スマートフォンやタブレットでテレビ鑑賞をする若い視聴者層を取り込む方法を模索しており、CW Seedはその試みのひとつとみられている。