「トイ・ストーリー」シリーズ最新作の冒頭10分が初お披露目

写真：Album/アフロ

［映画.com ニュース］　「トイ・ストーリー」シリーズの最新作「トイ・ストーリー・オブ・テラー（原題）」の映像の一部が、一般に初披露された。

同作は、30分のテレビアニメとして制作される単発エピソードで、アメリカでは今年のハロウィンの時期にあたる10月16日からの全米放送が決まっている。米アナハイムで行われたディズニーファンのためのコンベンション「D23エキスポ」で、冒頭の10分間が披露された。

内容は、ボニーに連れられて家族旅行に出かけたおもちゃたちが、一夜を過ごすことになった場末のモーテルで体験する恐怖を描いており、仲間が次々と姿を消していく謎をジェシーが解いていくというもの。プレゼンテーションを行ったジョン・ラセター監督によれば、もともとピクサーは短編映画の次にテレビアニメを経て、長編映画を製作する計画だったものの、先に長編映画「トイ・ストーリー」を製作したため、テレビアニメ版は長年の夢だったという。

また、同イベントでは来年公開の「ザ・グッド・ダイナソー（原題）」と同時公開となる短編映画「パーティー・セントラル（原題）」も公開。こちらは「モンスターズ・ユニバーシティ」の続編ともいえる内容で、おちこぼれサークル「ウーズマ・カッパ」の面々が企画する盛大なパーティーの模様が描かれる。

「トイ・ストーリー・オブ・テラー（原題）」はベテランアニメーターのアンガス・マクレーンが監督、「パーティー・セントラル（原題）」は「モンスターズ・ユニバーシティ」でストーリー・スーパーバイザーを務めたケルシー・マンが監督している。