「キタキツネ物語」35周年リニューアル版、公開へ
2013年8月5日 15:00
[映画.com ニュース] アスミック・エース配給「キタキツネ物語 35周年リニューアル版」が、10月19日から新宿ピカデリーほかで全国公開されることが決定した。
本作は1978年、日本初の“動物大作映画”として公開され、観客動員230万人を記録した。翌79年にフジテレビで放映され、視聴率44.7%を記録した話題作。リニューアル版(三村順一監督)は、未公開分を含む膨大な100時間に及ぶフィルムを再編集し、高画質化に成功。また、徐々に失われつつある北海道の自然風景を残した貴重な記録でもある本作に、「北海道」の後援が決定した。
本作では、声の出演と演出も一新。キタキツネを見守る“柏の木”のナレーションを西田敏行、父キツネ・フレップ役を佐藤隆太、母キツネ・レイラ役を平野綾が務める。さらに、音楽は渡辺俊幸が新たに担当し、主題歌「道」とオープニング「はじまりのDing Dong」(NAYUTAWAVE RECORDS)を山崎まさよし、挿入歌「Promise」「たからもの」(ユニバーサルシグマ)を平野が歌う。
なお、8月22~26日に韓国スンチョン市で開催される、動物と一緒に映画を見る世界初の映画祭「第1回スンチョン湾世界動物映画祭」のオープニング上映作品に本作が決定した。(文化通信)
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