ティム・バートン監督の次回作にクリステン・リッターが出演
2013年6月17日 17:55
[映画.com ニュース] FOXチャンネルで放送中のドラマ「23号室の小悪魔」や、映画「お買いもの中毒な私!」で知られる女優クリステン・リッターが、ティム・バートン監督の新作「Big Eyes(原題)」に出演することが決定した。1960年代に脚光を浴びた画家ウォルター&マーガレット・キーン夫妻を描く伝記映画で、クリストフ・ワルツとエイミー・アダムスが夫婦役で主演する。
ウォルター&マーガレット夫妻は、大きくデフォルメされた瞳を特徴とした少年少女の絵画で、当時のアート界に“ビッグ・アイ”ブームを巻き起こした。内気なマーガレットが実際に筆をとった画家であったのに対して、商売上手なウォルターはトーク番組に出演し、自分の作品として積極的に宣伝した。その後、離婚を決めた2人は、どちらが作品の生みの親かをめぐってドロ沼の裁判を繰り広げ、法廷で描き比べ対決した結果、ウォルターが敗北した。
米Deadlineによれば、リッターはマーガレットに自らの権利を主張するよう説得する友人役を演じるようだ。「Big Eyes(原題)」は、米ワインスタイン・カンパニーが製作し、今夏クランクインする。