ティム・バートン監督の次回作にクリストフ・ワルツ&エイミー・アダムス
2013年4月4日 11:45
[映画.com ニュース] ティム・バートン監督が、次回作として1960年代に脚光を浴びた画家ウォルター&マーガレット・キーン夫妻を描く伝記映画「Big Eyes(原題)」のメガホンをとることがわかった。米Deadlineによれば、クリストフ・ワルツ、エイミー・アダムスが主演。米ワインスタイン・カンパニーが製作し、今夏クランクインする。
ウォルター&マーガレット夫妻は、大きくデフォルメされた瞳を特徴とした少年少女の絵画で、当時のアート界に“ビッグ・アイ”ブームを巻き起こした。内気なマーガレットが実際に筆をとった画家であったのに対して、社交家のウォルターは妻の名声を利用して商才を発揮し、離婚の際どちらが作品の生みの親かをめぐり裁判所で描き比べ、敗北したウォルターは多額の金銭を支払ったと言われている。
「Big Eyes(原題)」は、バートン監督作「エド・ウッド」やミロス・フォアマン監督作「ラリー・フリント」「マン・オン・ザ・ムーン」の脚本家として知られるスコット・アレクサンダーとラリー・カラゼウスキーが執筆し、長らく準備段階にあった。約1年前に、アレクサンダーとカラゼウスキーの2人が監督も兼ね、バートン監督がプロデュース、ライアン・レイノルズ、リース・ウィザースプーン主演で映画化されると報じられていた。