「劇場版タイムスクープハンター」臨場感たっぷりの予告編完成
2013年5月23日 10:15
[映画.com ニュース] NHKの人気テレビ番組を映画化した「劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日」の予告編が完成し、ポスターとともに公開された。“体感型”戦国タイムトラベル映画というコピーどおり、戦の様子や燃え上がる安土城が臨場感たっぷりに映し出される。
「タイムスクープハンター」は、未来の通信社“タイムスクープ社”から派遣された時空ジャーナリスト(タイムスクープハンター)が歴史の表舞台に登場しない人々を取材し、そこから時代を考察するというドキュメンタリードラマ風の歴史教養番組。テレビシリーズに続き中尾浩之監督がメガホンをとった劇場版では、時空ジャーナリストの沢嶋雄一(要潤)が、本能寺の変直後の京都にタイムワープし、いまだ解明されていない安土城焼失の真相に迫る。
予告編には、同作の設定を存分に生かしながら、歴史ミステリーの魅力が詰め込まれた。1582年にタイムワープした沢嶋(要)の前に、当時存在するはずのない銃のような武器を持った山伏が現れ、歴史が変わってしまったことが発覚。沢嶋は、歴史修復のミッションを言い渡され、原因を探るため安土城“最後の1日”へと向かう。
テレビシリーズで要とともに時空ジャーナリストを演じる杏に加え、夏帆が新人ジャーナリスト役で出演。幻の茶器“楢柴”を持つ商人を上島竜兵、商人を護衛する織田家の侍を時任三郎が演じるほか、カンニング竹山、嶋田久作、宇津井健らが共演する。
あわせて公開されたポスターには、時空ジャーナリストの装備に身をつつんだ要、杏、夏帆の姿。背景には、炎に包まれた安土城と劇中のイメージが重なり合い、スケール感のある仕上がりとなった。
「劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日」は、8月31日から全国で公開。