米ディズニー、日本文化への愛に満ちたマーベル作品をアニメ映画化
2013年5月14日 13:00
[映画.com ニュース] 米ウォルト・ディズニーのアニメ工房であるウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが、マーベルコミックの「Big Hero 6」を映画化することになったと、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
「Big Hero 6」は、日本政府が組織したスーパーヒーローチームの活躍を描く物語で、侍やロボット、ファッションに至るまで日本文化への愛に満ちた作品だ。2009年にマーベルを買収して以来、ディズニーは系列局のディズニーXDで「スパイダーマン」や「アベンジャーズ」のアニメ放送を行っていたが、マーベル作品をディズニーがアニメ映画化するのは今回が初となる。
大のコミック好きで知られるドン・ホール監督(「くまのプーさん」)は、大量にあるマーベルのライブラリーのなかから「Big Hero 6」を発掘。同社でチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるジョン・ラセター監督に映画化をプレゼンし、自らメガホンをとることになったという。14年11月7日に全米で公開予定。