ダニエル・クレイグ＆レイチェル・ワイズ夫妻がブロードウェイ劇で共演

写真：Splash/アフロ

［映画.com ニュース］　英俳優ダニエル・クレイグと英女優レイチェル・ワイズ夫妻が今秋、ハロルド・ピンターの1978年の戯曲「背信（Betrayal）」のブロードウェイの舞台で共演することが明らかになった。

「背信」は、人妻エマとその愛人の既婚者の作家ジェリー、エマの夫でジェリーの親友でもあるロバートの3角関係を描いた作品。7年間にわたるエマとジェリーの不倫関係を、別れから出会いまで時間をさかのぼって描写する。ブロードウェイでは1980年と2000年に上演されている。

米ハリウッド・レポーター誌によれば、実生活でも夫婦のクレイグとワイズがロバート＆エマ夫妻を、「もうひとりのシェイクスピア」のレイフ・スポールがジェリーを演じる。プロデュースをスコット・ルーディン、演出を名匠マイク・ニコルズが手がける。ルーディン＆ニコルズのコンビは昨年、フィリップ・シーモア・ホフマンが主演したアーサー・ミラーの代表作「セールスマンの死」の舞台で、トニー賞演劇部門のリバイバル賞と演出賞を獲得している。

リバイバル版「背信」は、13年11月3日から14年1月5日まで、ニューヨークのエセル・バリモア劇場での上演を予定。