ジェームズ・キャメロン監督が深海探査船を寄贈

Photo by Jim Spellman/WireImage

［映画.com ニュース］ジェームズ・キャメロン監督が深海底の探査に利用した潜水艇を海洋研究のために寄贈することになったと、Deadlineが報じた。

キャメロン監督といえば、昨年3月にマリアナ海溝の最深部であるチャレンジャー海淵に到達。この模様は3Dカメラで撮影され、ドキュメンタリー映画「ディープシー・チャレンジ3D（原題）」としての公開が予定されている。

マサチューセッツ州にあるウッズホール海洋研究所は、キャメロン監督と共同で新たな潜水艇を建造すると発表。そのために、キャメロン監督は自らがマリアナ海溝探査に使用した潜水艇「ディープシー・チャレンジャー」を寄贈することになった。

ちなみに、キャメロン監督は1989年の監督作「アビス」から水中撮影をはじめ、その後は、世界各地で難破船の探索や深海調査を行っており、これまでの水中滞在時間は3000時間を超えているという。