クリスチャン・ベール、リドリー・スコット製作のモーゼ映画に主演？

Photo by Dave M. Benett/WireImage

［映画.com ニュース］　米20世紀フォックスとリドリー・スコット監督が、旧約聖書に登場する預言者モーゼを描く新作「Exodus（原題）」の製作準備を進めており、クリスチャン・ベールに主演を打診しているようだ。米Deadlineによれば、ベールとの交渉はまだ初期段階だという。

本作は、「ペントハウス」原案のアダム・クーパーとビル・コラージュが草稿を執筆。その後、スコット監督の「アメリカン・ギャングスター」ほか、「マネーボール」「ドラゴン・タトゥーの女」といった佳作を手がけている人気脚本家のスティーブン・ザイリアンが、リライトのため起用された。スコット監督自身がメガホンをとるかは不明だが、現在取りかかっている「The Counselor（原題）」（11月15日全米公開予定）が完成次第、本作に着手すると伝えられている。

ちなみに、モーゼを題材にした新作は米ワーナー・ブラザース製作の「Gods And Kings（原題）」もあるが、こちらはメガホンをとる予定だったスティーブン・スピルバーグ監督が企画から離脱。ワーナーは代わりに、先日「ライフ・オブ・パイ　トラと漂流した227日」で2度目のアカデミー賞監督賞を受賞した、アン・リーの獲得を狙っている。