「魔法少女まどか☆マギカ」年内に世界8カ国での上映が決定

(C)Magica Quartet／Aniplex・Madoka Movie Project

［映画.com ニュース］　10月公開のアニメ「劇場版　魔法少女まどか☆マギカ」の世界展開が早くも決定した。10月から12月にかけ、アメリカ、フランス、イタリア、サンマリノ共和国、韓国、台湾、香港、シンガポールの8カ国・18都市で上映が予定されている。

同作は、2011年1月から4月にかけてテレビ放送されたアニメーション「魔法少女まどか☆マギカ」全12話を再構築した前後編の劇場版。平凡な日常を送っていた中学生の鹿目まどから5人の少女が、それぞれ1つだけ願いを叶えることの代償として魔法少女になる道を選び、世界を襲う魔物と戦う姿を描いた。予想を反する重厚な世界観やシリアスでハードな物語展開が注目を集め、第16回アニメーション神戸賞作品賞・テレビ部門、東京国際アニメフェア2012・第11回東京アニメアワード、第15回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞など、数々の賞も受賞した。

国内では「劇場版　魔法少女まどか☆マギカ　前編　始まりの物語」が10月6日に、1週間後の13日に「劇場版　魔法少女まどか☆マギカ　後編　永遠の物語」が封切られる2作連続公開がひかえている。すでにテレビシリーズが海外で高い評価を得ていることから、国内での公開待たず、アジアからヨーロッパ、北米まで幅広く世界で公開されることが決まった。

海外の上映には、各国ごとのご当地版キービジュアルも用意される。公開されたアメリカ版のビジュアルには、5人の魔法少女の背景に自由の女神像がそびえたビジュアルになっている。