夜の海であえて見る！「ジョーズ」が茅ヶ崎サザンビーチで上映

写真：Album/アフロ

［映画.com ニュース］　スティーブン・スピルバーグがピーター・ベンチュリーの小説を映画化し大ヒットを記録した海洋パニック「ジョーズ」が、神奈川・茅ヶ崎サザンビーチで上映されることがわかった。

今回の企画は、茅ヶ崎に映画館を作るため、2010年に60年間の歴史に幕を閉じた「フジサワ中央」の元スタッフ2人が立ち上げた団体「移動式映画館　輪輪シネマ」によるもの。「第1回サザンビーチシネマ」と銘打ち、同ビーチでは初めての映画上映プロジェクトが実現した。

ビーチでの映画上映は通常、海とスクリーンが同時に眺められるよう、スクリーンは砂浜向きに設置される。しかし、今回は上映作品が「ジョーズ」ということもあり、特設スクリーンはビーチ向き。観客は真っ暗な夜の海の波音を背中に感じながら鑑賞することになる。

また、8月22日に発売される「ジョーズ　コレクターズ・エディション」を記念し、ブルーレイでの上映。35ミリのオリジナルフィルムから入念な修復作業を実施し、スピルバーグ監督の監修によりハイクオリティのレストアを実現したもので、スクリーンで見る機会は非常に珍しいといえる。

「ジョーズ」の上映は、8月13、16日（荒天時は20、21日に延期）。14日は「ルーツ・タイム」、15日は「エターナル・サンシャイン」を上映する。料金は一律1500円（1ドリンクつき）で、小学生以下は無料。