ニコラス・ケイジ宅の盗難事件がコメディ映画に
2012年3月13日 11:10
[映画.com ニュース] ニコラス・ケイジが所有していた稀少なコミック本の盗難事件を題材にした、コメディ映画が製作されることがわかった。
同事件をテーマにしているのは、「ナイトミュージアム」シリーズの脚本家コンビ、ロバート・ベン・ガラントとトーマス・レノンの新作脚本「アクション・ナンバーワン(原題)」。米ハリウッド・レポーター誌によれば、このほどライオンズゲートが同脚本を購入し、ガラントとレノンとともに映画化に着手するという。
事件は2000年、コミック収集家として知られるケイジの自宅から、スーパーマンが初めて登場したことで知られるアクション・コミックス誌の第1号が盗まれたことに始まる。ケイジは、1938年発行のオリジナル版を、97年に15万ドルで購入していた。
ところが約10年後の11年4月、盗まれたコミックが、米カリフォルニア州サンフェルナンドバレーにあるストレージ倉庫で発見。その後オークションに出品され、210万ドル(約1億7500万円)という記録的な高値で落札された経緯がある。
今回の脚本では、数人のオタクたちが、ケイジ邸からアクション・コミックス誌第1号を盗み出そうと奮闘する姿がコメディタッチで描かれる。なお、現時点ではケイジが本人役で出演する可能性は低いという。