L・ベッソン、スー・チーさんの夫婦愛について語る
2011年12月29日 11:45
[映画.com ニュース] リュック・ベッソン監督が、ビルマ(ミャンマー)の民主化運動指導者で、ノーベル平和賞受賞者のアウンサン・スー・チーさんの半生を映画化した「The Lady(原題)」がフランス、アメリカなどで公開され、ベッソン監督が本作のテーマのひとつでもあるスー・チーさんの恋愛についてParisien紙に語った。
同作では、スー・チーさんの政治的な側面よりも、人生そのものにスポットを当てている。夫マイケル・アリスさんについて触れ、「スー・チーと夫との愛の物語を知っている人はいただろうか? 彼がいなければ彼女は指導者としてやってきたことを成しえなかっただろう。愛のコンセプトはエゴイストで、愛していれば相手は自分のものだと思いがちだけれど、彼は彼女が幸せになることを求めていたんだ」と、献身的にスー・チーさんを支えたマイケルさんの愛情を称えた。
「The Lady(原題)」はマレーシア出身の女優ミシェル・ヨーがスー・チーさん役、夫役をデヴィッド・シューリスが演じる。日本での公開日は未定。