米劇場チェーンがIMAX包囲網　「M:i:4」先行公開がきっかけ

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［映画.com ニュース］　シリーズ最新作「ミッション：インポッシブル　ゴースト・プロトコル」が、全米公開の12月21日よりも5日早い16日にIMAXで上映されることになり、ほかの映画館チェーンがIMAXに警戒を強めているという。

IMAXは、「ゴースト・プロトコル」を前例としてハリウッド大作の先行公開を積極的に行うつもりだったが、「ハリウッドの慣例を破ったことで、懸念が生まれてしまっている」とリチャード・ゲルドンドCEOは話す。「IMAXを備える映画館チェーンが今回の決定を喜んでいる一方で、少ないチェーンはそうではない」

巨大スクリーンのIMAXで大作映画を先行上映すれば、公開前に肯定的な口コミを広げることができるため、公開1週目により大きな興行収入をあげる可能性が高い。ハリウッド・レポーター紙によれば、IMAXや配給会社だけでなく他の映画館チェーンもメリットを享受できるのにもかかわらず、興行側が抵抗を示しているために、今後の見通しは立っていない。