「ビートルジュース」続編はマイケル・キートン次第 脚本家が明言
2011年10月28日 16:48
[映画.com ニュース] 米ワーナー・ブラザースが進めている、ティム・バートン監督、マイケル・キートン主演のホラーコメディ「ビートルジュース」(1988)の続編プロジェクトについて、プロデューサーと脚本家が米エンターテインメント・ウィークリー誌のインタビューに答えた。
続編を手がけるのは、バートン監督の新作「ダーク・シャドウズ(原題)」の脚本家で、「高慢と偏見とゾンビ」の著者として知られるセス・グラハム=スミスと、プロデューサーのデビッド・カッツェンバーグ(ドリームワークス・アニメーションCEOジェフリー・カッツェンバーグの息子)。両者は共同で製作会社KatzSmith Productionsを設立し、さまざまな企画を進めている。
そのひとつが「ビートルジュース」続編だが、ワーナーから話を持ち込まれた際、スミスは「ふたつの条件がそろわなければやらない」と答えたという。ひとつは、バートン監督から承認を得ること。もうひとつは、ビートルジュースはキートンが演じること。現時点で前者はクリアできているが、キートンに関しては、プレゼンテーションできるだけの内容がそろっていないので、まだオファーができていないと語っている。いずれにしても、新作はリメイクではなく、ビートルジュースの26年後を描く純然たる続編になるという。
オリジナル版は、交通事故で死んでしまった夫婦が、自分たちの家に引っ越してきた家族を追い出そうと奮闘するが、うまくいかないため、霊界の“バイオ・エクソシスト”ことビートルジュースに助けを求めるというストーリー。ビートルジュースに扮したキートンの怪演が話題になった。