C・ノーラン監督「ダークナイト・ライジング」で反ウォール街デモを撮影!?

写真：AP/アフロ

［映画.com ニュース］　クリストファー・ノーラン監督の最新作「ダークナイト・ライジング」が、米ニューヨークで行われている反ウォール街のデモの模様を撮影することになるかもしれない、とロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。

同作は、「マグナス・レックス」というコードネームで、ロサンゼルスで撮影が進められており、10月29日からは2週間にわたりニューヨークで撮影が行われることになっている。同紙に寄せられた匿名情報によれば、「ウォール街を占拠せよ(Occupy Wall Street)」のデモを撮影することになるかもしれないという。

「ウォール街を占拠せよ」は9月17日、ウォール街近くにあるズコッティ公園で集会を行ったことをきっかけに始まったデモで、現在も公園の占拠が続いている。格差社会を批判するデモはアメリカ各地に飛び火するほどの社会的影響力を持っており、情報通りならば、ノーラン監督がいかにフィクションに取り込むのかが気になるところだ。