シルク・ドゥ・ソレイユの3D映画のフッテージが公開

写真：Rex Features/アフロ

［映画.com ニュース］　オランダ・アムステルダムで開催中の放送機器展示会IBCで、ジェームズ・キャメロン監督が製作総指揮を務めるシルク・ドゥ・ソレイユの3D映画のフッテージが公開されれたと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。

タイトル未定の同作は、エンタテインメント集団シルク・ドゥ・ソレイユが米ラスベガスのベラージオホテルで公演中の「O（オー）」と、MGMグランドホテルで公演中の「KA（カー）」を、3Dカメラで撮影したもので、「シュレック」「ナルニア国物語」のアンドリュー・アダムソン監督がメガホンをとっている。

製作は「アバター」で使用されたとフュージョン3Dカメラを開発したキャメロン監督とビンス・ペイスの新会社キャメロン・ペイス・グループで、23台のカメラシステムと新たに開発された水中撮影システムが導入されている。3D撮影による圧倒的なリアリティが見所で、キャメロン監督は「強さや優雅さ、美しさといったパフォーマーの偉大な身体能力を目の当たりにできます」と胸を張る。

公開時期や配給会社はまだ発表されていない。