92歳やなせたかし大熱唱で、松雪&大沢を圧倒

2011年6月19日 15:42


92歳やなせたかし、かくしゃくとした立ち居振る舞い
92歳やなせたかし、かくしゃくとした立ち居振る舞い

[映画.com ニュース] やなせたかし原作の人気シリーズの劇場版第23弾「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」の親子試写会が6月19日、都内で行われ、やなせをはじめ、ゲスト声優を務めた松雪泰子大沢あかねが舞台挨拶に立った。やなせは舞台挨拶で恒例となった“自己紹介ソング”を歌い上げご機嫌。御年92歳の大熱唱に、松雪と大沢は圧倒されっぱなしだった。

食事はカプセルだけというヘンテ星からやって来たココリンは、ジャムおじさんの作ったパンのおいしさに大感激。パン作りを学んで、食の喜びを忘れた故郷を救おうと奮闘。アンパンマンたちとの触れ合いを通して、自らも成長する姿を描く。ココリン役でアニメ声優初挑戦の松雪は、「5歳の元気な男の子という役柄で、セリフもとても多くハードルが高かった」と振り返った。

一方の大沢は、同時上映「うたって てあそび アンパンマンともりのたから」で、金太郎の孫娘で森の人気者“キンタン”役で声優を務めた。「私自身、素晴らしいおじいちゃんがいたので、キンタンを演じることができて感動している。アフレコ中は、おじいちゃんの顔が思い浮かんだ」と故大沢啓二さんに思いを馳せた。同作は子どもが楽しめる「手遊び」と「歌」をふんだんに取り込んだ観客参加型の内容で、やなせが50年前に作詞した「手のひらを太陽に」も登場する。

父の日にちなみ、松雪と大沢は「アンパンマン」の“生みの親”であるやなせに、アンパンマンの顔をかたどった巨大アンパンをプレゼント。大喜びのやなせは「大震災やいろんな大変なことがあるが、映画を見て、くじけないで元気に生きてください」と会場に駆けつけた親子連れ約1100人にメッセージを送った。

それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」と同時上映「うたって てあそび アンパンマンともりのたから」は、7月2日から全国で公開。

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