チャーリー・シーン、ドラマ復帰に1話300万ドル要求
2011年3月2日 11:09
[映画.com ニュース] 米俳優チャーリー・シーンが2月28日、主演テレビドラマ「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」の制作を中断している米CBSに抗議し、ライバル局であるNBCとABCのトーク番組にゲスト出演した。
シーンは、なかなか撮影を再開しようとしないCBSと、同ドラマのプロデューサー、チャック・ロリーから「精神的なダメージ」を受けたとし、同局に公式な謝罪を求めたほか、復帰にあたり1話300万ドルの出演料を要求すると話した。「ハーパー★ボーイズ」は人気長寿コメディで、現状でもシーンのギャラは1話180万ドルとテレビ俳優のトップクラスにランクしている。シーンは、この要求について「ヤツらがオレにした仕打ちを考えれば当然」「プロデューサー陣は稼ぎ過ぎている」と攻撃している。
アルコールと薬物への依存、DVなどによる離婚騒動、ポルノ女優らとのパーティーなどでゴシップサイトを賑わせているシーン。1月末には36時間に及ぶパーティーの後に腹痛を訴え、病院に救急搬送された。以来、「ハーパー★ボーイズ」の制作は中断され、シーンはリハビリに専念。しかしシーンは2月14日、ディレクTVのトーク番組に出演し「(プロデューサーに)君の準備さえできれば、こちらはいつでも再開できると言われたが、戻ってみたら誰もいなかった。自分は準備ができている。準備ができていないのはヤツらの方だ」と語り、制作陣を批判していた。