役所広司&三池監督、最年少俳優の「踏み台」発言に爆笑

2010年9月25日 15:19


キラキラした瞳のダルマを囲っての写真撮影
キラキラした瞳のダルマを囲っての写真撮影

[映画.com ニュース] 第67回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に正式出品された、三池崇史監督の最新作「十三人の刺客」が9月25日、全国312スクリーンで封切られ、三池監督をはじめ主演の役所広司山田孝之伊原剛志松方弘樹市村正親沢村一樹らは、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇2で舞台挨拶を行った。

同作は、1963年に製作された同名映画を三池監督がリメイク。暴政の限りを尽くす将軍の弟・松平斉韶(稲垣吾郎)を討つために、13人の刺客が総勢300人の軍勢相手に命をかけて戦う本格時代劇エンタテインメント大作だ。

役所は、「血まみれ、泥まみれになりながら皆で頑張りました。帰りの電車では『十三人の刺客』の話をしてください」とさりげなくアピール。市村は、「早く妻と一緒に客席で見たい。きっとほれ直してくれるんじゃないか」と自画自賛し、場内を埋め尽くした女性ファンから喝さいを浴びていた。

さらに、大ベテランの松方は「9割以上が女性ですね。結構残酷だな。素晴らしい映画だったでしょう? いろんな人に宣伝してくれれば、われわれの生活も助かります」と展開。そんななか、22歳と最年少の窪田正孝は「この作品を“踏み台”にしていきたい。あれ? 踏み台!?」と失言し、役所や三池監督の爆笑を誘っていた。役所は、「僕たちも窪田くんのいい踏み台になれれば」とツッコミを入れ、窪田は恐縮しきりだった。

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