ガッキー「ハナミズキ」撮影でNY初上陸 英語の発音も上々

2010年4月19日 05:00


“実写版”自由の女神!?
“実写版”自由の女神!?

[映画.com ニュース] 新垣結衣が、主演最新作「ハナミズキ」の撮影で米ニューヨーク入りしている。共演の生田斗真とともに3月下旬に臨んだ北海道・釧路ロケをもって、日本編は撮了。映画の撮影としては自身初となる海外ロケで、新垣が全身全霊を注いで新境地に取り組んでいる。

同作は、歌手・一青窈の代表曲「ハナミズキ」をモチーフに映画化したもので、昨年9月にクランクイン。すれ違いながらも互いを思い合う男女が、10数年間のなかで成長していく姿を「恋空」「涙そうそう」のスタッフが再結集して描く。主人公・紗枝に扮する新垣は、高校時代から海外で働くキャリアウーマンに至るまで、少女から大人の女性へ変貌を遂げる移ろいを演じきる。

今回のニューヨークロケでは、大学を卒業した紗枝が自らの夢を追いかけてエディターとして働く模様を撮影。周囲の人々に支えられながら、かけがえのない経験を積み、人として、女性として大きく飛躍するカットを軸に進めている。新垣は、“海外は危ない”というイメージを持っていたそうだが、初めて訪れるニューヨークの雰囲気をいたく気に入った様子だ。

英語のセリフで頑張っています
英語のセリフで頑張っています

海外ロケに備えた新垣は、釧路ロケの合間を縫って英語レッスンを始め、ニュアンスなどを学ぶために基礎的な日常会話にもチャレンジ。英語のセリフには苦戦を強いられたそうだが、土井裕泰監督は「英語のセリフのシーンをネイティブの方々に聞いてもらうと、ちゃんと伝わっていた! シーンを進めるごとに、“英語をしゃべる”ことから“セリフを言う”感覚に変わっていったように見えた」と絶賛した。現地のエキストラには、ネイティブスピーカーに間違われることもあったという。

新垣はこの後、ニューヨークからカナダへと移動し、同所でオールクランクアップとなる。映画は、6月下旬に完成予定。

ハナミズキ」は東宝配給で、8月21日から全国で公開。

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