「マリア様がみてる」実写映画化決定、主演は未来穂香&波瑠

2010年4月1日 06:00


原作は女性だけでなく男性ファンも多数
原作は女性だけでなく男性ファンも多数

[映画.com ニュース] 今野緒雪の人気ティーンズ小説「マリア様がみてる」の実写映画化が決定。ファッション誌「ラブベリー」専属モデルの未来穂香と、ファッション誌「Seventeen」専属モデルの波瑠がダブル主演で臨むことになった。

原作は、累計発行部数540万部を誇るライトノベルで、テレビ東京系でアニメ化もされた話題作だ。「カラスコライダー」「イケメンバンク THE MOVIE」の寺内康太郎監督がメガホンをとる同作は、37巻まで刊行されているコミックスの1巻の内容を映画化する。

日本屈指のカトリック系お嬢さま学校・リリアン女学園を舞台に、上級生と下級生が姉妹関係を結ぶ「soeur(スール)」という制度と、「山百合会」という生徒会組織を軸に構成された青春学園もの。未来扮する平凡な女子高生・福沢祐巳が、波瑠が演じるあこがれの上級生・小笠原祥子に呼び止められたことをきっかけに、様変わりした学園生活をおくるようになる姿を描く。

主演に抜てきされた未来は、「とてもとてもうれしいです。女優という仕事を一生やっていきたいと思えたときにお話をいただいたので、自分では運命の作品だと思います」と初々しいコメント。さらに、相当な意気込みをのぞかせ「『マリア様がみてる』は私の運命の映画。何があっても全力で自分の力以上のものを出して取り組んで、良い作品にしたい」とコメントを寄せた。

一方の波瑠は、未来とのダブル主演について「うれしい半面、『私でいいんですか?』という心境でビックリしています」。“お姉さま”という役どころについても、「育ちの良い、リンとした女性という感じです。原作ファンの方々をがっかりさせないよう、ビジュアルと内面もできる限り近づけていきたいです」と語った。

マリア様がみてる」はジョリー・ロジャー配給で、今秋全国で公開。

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