ハリウッドが「ゴジラ」を再リメイク!2012年公開へ

2010年3月30日 17:26


54年の第1作「ゴジラ」
54年の第1作「ゴジラ」

[映画.com ニュース] 日本が世界に誇る怪獣映画「ゴジラ」がハリウッドでリメイクされることになった。製作会社レジェンダリー・ピクチャーズと、共同製作・配給を手がけるワーナー・ブラザースが正式に発表した。

米ハリウッド・レポーター誌ブログ版Heat Visionによると、2社は、54年の第1作「ゴジラ」以降、ゴジラに関する権利を所有する日本の東宝からリメイク権を獲得。レジェンダリー・ピクチャーズは、「バットマン・ビギンズ」「ダークナイト」「300 スリーハンドレッド」「ウォッチメン」「かいじゅうたちのいるところ」などの作品を手がけた製作会社として知られる。

ハリウッドでは、98年にもローランド・エメリッヒ監督により「GODZILLA ゴジラ」としてリメイクされているが、オリジナルの「ゴジラ」ファンのあいだでは不評だった。2度目のハリウッドリメイクとなる本作の監督や脚本家などは現在のところ未定だが、2012年の公開を目指すという。レジェンダリーの会長兼CEOで、製作総指揮にあたるトーマス・タルは、「ゴジラは世界でも有数のポップカルチャー・アイコンであり、我々もその一ファンとして、ファンが見たいと思う映画を作りたいと考えている」と話した。

また、日本での配給は東宝が手がけることになる。同社の高井英幸社長は、「世界中のゴジラ・ファンが待ち望んでいたこのキャラクターの復活が実現の運びとなったことは、当社としてもとてもうれしく思っています。新たなゴジラがどのように暴れまわるのかとても楽しみにしています」とコメントを寄せている。

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