連ドラ初主演の檀れい「緊張してきました」 角田光代原作「八日目の蝉」会見

2010年2月19日 20:28


角田光代の人気小説をドラマ化
角田光代の人気小説をドラマ化

[映画.com ニュース] 女優・檀れいが連続ドラマに初主演する、NHK「八日目の蝉」の記者会見が2月19日、都内の同局で行われた。連ドラ初主演への思いを聞かれ、檀は「あらためてそう言われると緊張してきました」と照れ笑い。一方で、「(主演だけれど)パズルのワンピースだと思っています。スタッフや共演者と一緒に素敵な大きな絵を作ることができたら」と自然体を強調した。

八日目の蝉」は、作家・角田光代が2007年に発表した累計売上13万部超のロングセラー小説をドラマ化。脚本は、同局朝ドラ「純情きらり」やフジ系「ラスト・フレンズ」の浅野妙子が担当。浅野は「私以外の人が書くのは許さない」という程の意気込みで脚本を手がけたという。ストーリーは、不倫相手の赤ん坊を奪って逃亡した女性(檀)と、他人の手で育てられたその“娘”の運命を描くもの。

檀は、「(家族内の)悲しい事件や見たくないニュースがたくさん流れる中で、血のつながり以上の愛情を持って子どもを育てていくという、その絆が私にはキラキラ輝いて見えました」と語り、原作の女性描写に深く共感したことを明かした。そのため「(このドラマは)特に女性の方に見ていただきたいですね」とアピールした。

また撮影はオールロケのため、「今はとても東京が寒くて。(物語上の重要な土地)小豆島に行くのが暖かくなる時期なので、早く小豆島に行きたいですね」とポツリ。過酷なスケジュールが組まれているだけに、「とにかく睡眠を大切にしています」と体調管理に気をつけていると明かした。

八日目の蝉」は、NHK総合で3月30日より毎週火曜夜10時放送予定。全6回。衛星ハイビジョンでも放送される。(映画.com×文化通信.com)

【映画.com×文化通信】

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