石黒英雄に見送られ、「彼岸島」出演芸人が“リアル・サバイバル生活”に突入！

［映画.com ニュース］　累計420万部を突破した松本光司の人気コミックの実写映画版「彼岸島」（キム・テギュン監督）の特別試写会が12月21日、東京・中野サンプラザで行われ、主演の石黒英雄と、共演したお笑いコンビ・フレンチトースターズの半田晶也が舞台挨拶を行った。

同作は、行方不明となった兄を探して孤島に上陸した高校生・明（石黒）が、吸血鬼と化した住人と壮絶な死闘を繰り広げながら、島からの脱出を目指す姿を描く。

石黒は、実際の無人島での撮影を振り返り、「映画同様、舞台裏もサバイバルでしたね。スタッフに『今日のご飯は？』と聞くと『お米はあるけどおかずがないので、これから魚を釣りに行ってきます』と言われました」と苦笑い。一方、半田は「宿泊所で共演者と寝ていたら外から口笛が聞こえた。遠くなったり耳元で聞こえたり。しかも周りの人は『聞こえない』って言うんです。あれは怖かったですねえ」と恐怖の体験を明かした。

ちなみに半田は映画出演もキャンペーン活動も初めて。「裸になる以外なら何でもやります！」と意気込んだが、司会者から半田へのサプライズ企画「リアル彼岸島　半田晶也のサバイバル生活」が発表されると表情は一変。半田は今日からたった1人で地図にも乗っていない島での生活を強いられ、東京に帰ってくる日は未定だという。「明日の昼もアルバイトが入ってるんですが……。芸能界って怖いですね」とボヤく半田は、舞台袖から現れた“キモ笠隊”に拉致されてしまった。

再び無人島へ向かった半田を笑顔で送り出した石黒は「『彼岸島』は闘い以外にも、友情や家族愛も描かれています。身近な人のつながりを感じてもらえたら」としっかりPRしていた。

なお、半田のサバイバル生活は12月22日より、Yahoo!の「彼岸島」オフィシャルチャンネルのブログ内で公開。クリスマス明けからは動画も配信される。「彼岸島」は1月9日より全国公開。