石黒英雄が主演作「彼岸島」プレミアでファン1000人に韓国語で挨拶
2009年10月10日 20:34
[映画.com ニュース] 松本光司の人気漫画を実写映画化した「彼岸島」が10月10日(現地時間)、第14回釜山国際映画祭で公式上映され、主演の石黒英雄とキム・テギュン監督が舞台挨拶を行った。
石黒にとっては海外映画祭への参加は初めて。ワールドプレミアの開始が午前0時にもかかわらず、10~20代の女性ファンを中心に約1000人が詰め掛けた。テギュン監督とともに登壇した石黒は、「はじめまして。今日はプレミアにお越しいただきありがとうございます」と韓国語で挨拶し、ファンの歓声に応えていた。
テギュン監督との再会は約半年ぶりだといい、撮影中のエピソードを披露しながら「夜遅いけれど、みんな寝ないでね」と語りかけた。“異文化体験”デビューを果たした石黒は、「どんな舞台挨拶になるのかすごく不安だったけれど、お客さんが本当に温かいですね」と興奮気味に話した。
同作は、行方不明の兄を探してナゾの美女と孤島に上陸した高校生の主人公が、吸血鬼と化した住人たちに襲われながら兄の奪還と島からの脱出を目指す姿を描く。
石黒は11日にファンとのティーチインに参加し、12日に帰国する。
「彼岸島」はワーナー・ブラザース配給で、2010年1月9日に全国で公開。