KAT-TUN赤西仁、小林武史初監督作「BANDAGE」で映画初主演!

2008年10月30日 12:00


[映画.com ニュース] 人気アイドルグループKAT-TUNの赤西仁が映画初主演する音楽ドラマ「BANDAGE バンデイジ」の製作が決定した。奥田誠治エグゼクティブプロデューサー(日本テレビ)によると、11月3日または4日にクランクイン。都内を中心にロケを行い、2010年公開を予定している。

本作は、90年代のアマチュアバンドブームを背景に、人気バンド“LANDS(ランズ)”のマネージャーとなった女子高生の目を通して、リードボーカルのナツ(赤西)と他のメンバーとの友情や確執、周囲の大人たちの欲望などを描く。タイトルには「BAND AGE(バンドの時代)」と「BANDAGE(包帯)」という2つの意味が込められており、夢を追う若者たちが傷つきながら成長していく青春群像ドラマになりそうだ。

企画の発端となったのは「スワロウテイル」で一世を風靡した映画監督・岩井俊二。アマチュア作家の小説をもとに脚本を執筆した岩井は、同作や「リリイ・シュシュのすべて」で音楽を担当、Mr.childrenなど人気バンドの音楽プロデューサーでもある盟友・小林武史に共同プロデュースと監督を依頼した。

映画初監督となる小林は脚本を読んで、「感覚的に、主演は赤西仁がいいと思った」と、赤西起用の理由を説明。現在、衣装合わせに入っているという赤西は、ビジュアル面やセリフに関しても自分なりの意見を出すなど積極的に取り組んでいるようだ。

奥田プロデューサーは「音楽分野で経験豊富な小林さんが、どんな映像を作るか、楽しみにしている。赤西さん自身と主人公の生き方が重なるように描かれるのではないか。今まで誰も見たことがない音楽映画になると思う」と、映画の完成に大きな期待を寄せている。

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