サム・ライミ、結局「スパイダーマン4」の監督に復帰?
2008年6月9日 12:00
[映画.com ニュース] 「スパイダーマン」3部作を手がけたものの、以後の続編について「ストーリーが素晴らしくて、ソニーが僕に望むなら監督をしてみたい」と慎重な発言を繰り返してきたサム・ライミ監督が、米映画サイトComingsoon.netに、「スパイダーマン4」の監督をしたいと名乗りを上げた。
同サイトに「ジェームズ・バンダービルド(「ゾディアック」脚本家)が今書いている脚本を読んで興奮したよ。その脚本はあと2、3カ月で完成するだろう」と、「スパイダーマン4」のプロジェクトが進行中であることを明かしたライミ監督は、「ソニーが全てを一緒にやろうというのなら、ぜひとも監督したい」と前向きな発言をした。
一方で、「JUNO/ジュノ」(6月14日日本公開)でエレン・ペイジ演じるジュノの父親役を好演、「スパイダーマン」シリーズの新聞編集長J・ジョナ・ジェイムソン役で知られるJ・K・シモンズが、米映画サイトIESB.netに対し、バンダービルドの脚本を読んでいることを認め、続編への出演依頼があったことを明かした。シモンズが語るには、トビー・マグワイアをはじめとするオリジナルキャストの復帰はまず間違いないとのこと。
最近うつ病であることを認め、女優としてやや低迷期にあるキルステン・ダンストらが再びキャスティングされるのか、今後の正式発表を待ちたいところだ。