新庄剛志、日本縦断！「ナショナル・トレジャー」応援で1日4都市を弾丸移動

［映画.com ニュース］　今年公開されるジェリー・ブラッカイマー製作の作品をPRする“2007年ジェリー・ブラッカイマー・イヤー総合応援プロデューサー”に就任している元プロ野球選手の新庄剛志が、12月20日、「デジャヴ」「パイレーツ・オブ・カリビアン／ワールド・エンド」に続く今年最後のブラッカイマー作品「ナショナル・トレジャー／リンカーン暗殺者の日記」を応援するため、福岡、東京、大阪、札幌で行われた同作の先行上映で舞台挨拶を敢行。文字通り1日で日本を“縦断”した。

この日の新庄は、8時半に福岡（キャナルシティ博多）、12時45分に東京（千葉県舞浜・シネマイクスピアリ）、17時20分に大阪（TOHOシネマズなんば）、23時10分に札幌（シネマフロンティア）で舞台挨拶をこなすという“弾丸ツアー”並みの強行スケジュールだった。ちなみに福岡は新庄の出身地で、東京は現在の居住地。大阪、札幌はプロ野球選手時代に所属した阪神タイガース、北海道日本ハムファイターズの地元で、新庄は縁のある4都市を回ったことになる。

東京会場となるシネマイクスピアリには報道陣が待ち構えたが、当の新庄は、羽田空港から劇場に向かう途中の首都高速で渋滞に巻き込まれ、約20分遅れで劇場内に到着。TV番組の収録や福岡への移動などで、昨晩からろくに眠っていなかったらしく、さすがに「フラフラです」と疲れを隠さなかったが、それでも「新庄さんの“トレジャー”は？」との質問には「ファンの皆さんです」と観客への気遣いも忘れなかった。

すでに上映開始時間も過ぎていたため、舞台挨拶は慌しく終了し、新庄はすぐさま劇場近くの浦安へリポートへと移動。離陸前にマスコミに会見し、「これまで野球ばかりやっていたが、今年はいろいろじっくり考える時間ができた。来年は、詳しくは言えないが、いろいろ仕掛けていきたい」とコメント。阪神タイガース時代を振り返って「（これから行く）大阪は育ててもらった土地だから、盛り上げたい」との言葉を残し、時速280キロのヘリコプターで一路、大阪を目指して飛び立っていった。

「ナショナル・トレジャー／リンカーン暗殺者の日記」は12月21日全世界同時公開。