続編嫌いのニコラス・ケイジ来日!「ナショナル・トレジャー2」出演理由は?
2007年12月6日 12:00
[映画.com ニュース] 「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのヒットメイカー、ジェリー・ブラッカイマー製作総指揮、ニコラス・ケイジ主演の冒険ミステリー映画第2弾「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」。本作の日本公開に先駆け、ジェリー・ブラッカイマー、ニコラス・ケイジ、共演のダイアン・クルーガーとジャスティン・バーサ、ジョン・タートルトーブ監督が来日し、12月5日、東京・新宿のパークタワーホールにて記者会見を開いた。
歴史学者で冒険家のベン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)が今回挑むのは、アメリカ史上最大の謎とされるリンカーン米大統領暗殺事件。ゲイツ家の祖先が事件に関わっていたという汚名を晴らすため、世界各地の歴史的建造物に隠された暗号を解き明かしていく。
前作「ゴーストライダー」に続き、今年2度目の来日となるケイジは、これまで続編作品への出演を避けてきた理由について次のように明かした。「同じことを繰り返したくなかったんだ。1作目よりもさらに良いものを作らなければならないしね。この映画に出演したのは、僕自身アメリカの歴史に興味があったし、ポジティブなキャラクターや信憑性のあるストーリーなど全てが魅力的だったから。それにタートルトーブ監督は銃やバイオレンスに頼らずにエンターテインメント性の高い作品を作るんだ」
会見の最後には“ブラッカイマー応援キャンペーン”の総合プロデューサーを務める元プロ野球選手の新庄剛志氏も登場。「続編への“出演”が目的で応援してます」とブラッカイマーにラブコールを送ったが、「それはタートルトーブ監督が決めること(笑)」と軽くあしらわれ、あえなく撃沈していた。
「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」は12月21日より全世界同時公開。