キーラ・ナイトレイと“ヴォルデモート卿”が歴史劇のセレブ夫婦に

2007年9月10日 12:00


ダイアナ元妃の祖先に当たる 公爵夫人役に
ダイアナ元妃の祖先に当たる 公爵夫人役に

[映画.com ニュース] 米バラエティ紙によると、キーラ・ナイトレイの最新主演作で、9月23日にロンドンでクランクインされるコスチューム劇「The Duchess(公爵夫人)」に、「ハリー・ポッター」シリーズのヴォルデモート卿でおなじみのレイフ・ファインズの出演が決定。キーラ演じるデボンシャー公爵夫人ジョージアナの夫を演じることになった。

本作は、アマンダ・フォアマンの伝記小説を原作にした歴史ドラマ。故ダイアナ元妃の祖先に当たる主人公の公爵夫人ジョージアナは、18世紀末のフランス革命の悲劇のヒロイン、マリー・アントワネット仏王妃の友人でもあり、政治家や文化人の集まるサロンをロンドンで開いた才色兼備の女性で、肖像画家トマス・ゲインズボロの名画「デボンシャー公爵夫人」(1787年発表)にも描かれた18世紀末のセレブリティだ。夫人と公爵と彼女の友人でもあったレディ・ベス・フォスターとの三角関係は一大スキャンダルになったことでも知られる。

監督は、TV映画「ライン・オブ・ビューティ 愛と欲望の境界線」を手掛けたソウル・ディブ。ベス・フォスターを、ディブ監督の前作に主演し、ウディ・アレン監督の最新作「Cassandra's Dream」のヒロインにも抜擢された英国の若手女優ヘイレイ・アトウェルが、また夫人の愛人で、後に1830年代に英国首相となるチャールズ・グレイ伯爵を、ミュージカル「マンマ・ミーア!」のドミニク・クーパーが演じる。なお、紅茶の有名銘柄“アールグレイ”は、紅茶好きでも知られるグレイ伯爵に因んで名付けられたもの。

製作は仏パテと英BBCフィルムズで、08年全米公開予定。

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