サム・ライミはどっち？複数のSF映画を監督依頼される

［映画.com ニュース］　「スパイダーマン3」のサム・ライミ監督に、魅力的なSF映画の企画が複数オファーされていることが明らかになった。

1つは、ドリームワークス製作プロデューサー、ウォルター・パークス（「ザ・リング」「アイランド」）が準備中の「No Mans' Land」。同じタイトルのジャンルが違う映画が複数あるので題名は変更されるかもしれないが、「宇宙戦争」と「チャイナタウン」を掛け合わせたようなSF映画らしい。既に特殊メイクの大御所リック・ベイカーが特殊効果撮影ユニットに参加しているという。

もう1つは、異星人との遭遇ものに定評があり、「デイ・アフター・トゥモロー」のノベライズ小説を書いているSF作家ホイットリー・ストリーバー（「コミュニオン／異星人遭遇全記録」）の新作SF小説「The Grays」の映画化だという。“Grays”はエイリアンを意味している。

なお、ソニー・ピクチャーズは「スパイダーマン4」をプリプロダクション中であることを正式に認めているが、サム・ライミ監督にはまだ監督のオファーをしていない。