肥満防止キャンペーンのキャラクター「シュレック」にバッシング
2007年4月27日 12:00
最新作「シュレック3」の公開を目前に控え、全米でさまざまな宣伝広告を展開しているシュレックが非難にさらされている。問題となっているのは、日本の厚生労働省にあたる“保健福祉省”が主催した肥満防止キャンペーンの広告塔を務めている点だ。シュレックは、子供の肥満の原因と言われているファストフードやスナック菓子のタイアップを展開しており、そのキャラクターが肥満防止を訴えるのは矛盾しているというのだ。広告宣伝から子供たちを守る活動を行う非営利団体“Commercial-Free Childhood”は、「マクドナルドや砂糖たっぷりのシリアルやクッキーやキャンディの宣伝をしているキャラクターより、マシな広告塔はいくらでもいるはず」と、保健福祉省に抗議を行っている。
「シュレック3」は6月30日日本公開。