ブラッド・ピットが、ジョージ・クルーニー主演のコーエン兄弟映画に参加

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ブラッド・ピットが、コーエン兄弟監督の新作「Burn After Reading」に出演することが明らかになった。執筆中の手記のデータを紛失してしまったCIA捜査官の物語で、主人公には「オー・ブラザー！」「ディボース・ショウ」に続き、3度目のコーエン映画出演となるジョージ・クルーニーが決定。兄ジョエル・コーエンの妻フランシス・マクドーマンド（「ファーゴ」）も出演する。ブラッド・ピットの役柄は今のところ不明。ちなみに、かつてブラッド・ピット主演で、コーエン兄弟が「白の海へ」（ジェイムズ・ディッキー著）の映画化を手がけるという企画があったが、立ち消えになった経緯がある。

コーエン兄弟は、この次にダークコメディ「A Serious Man」を製作（監督・脚本）することも決定済み。キャストはまだ明らかでないが、ユニバーサル映画のアート部門フォーカス・フィーチャーズが全米配給、「ラブ・アクチュアリー」などのロマンティック・コメディに定評のあるワーキング・タイトル・フィルムズが製作。

なお、コーエン兄弟の新作「No Country for Old Men」は5月16日に開幕する第60回カンヌ国際映画祭で公式上映される。また、ブラッド・ピットとジョージ・クルーニー共演による新作「オーシャンズ13」も同映画祭で公式上映され、8月11日に日本公開。