ロバート・アルトマン監督の遺作、来春公開へ

2006年11月24日 12:00


「今宵、フィッツジェラルド劇場で」(仮題)より (左から)メリル・ストリープ、リリー・トムリン、 故ロバート・アルトマン、リンジー・ローハン
「今宵、フィッツジェラルド劇場で」(仮題)より (左から)メリル・ストリープ、リリー・トムリン、 故ロバート・アルトマン、リンジー・ローハン

ロバート・アルトマン監督が、ガンによる合併症のため、11月20日にロサンゼルスで死去した。享年81歳。1970年の「M★A★S★H/マッシュ」でカンヌ映画祭パルムドールを受賞、「ロング・グッドバイ」(73)、「ナッシュビル」(75)、「ザ・プレイヤー」(92)、「ショート・カッツ」(94)、「ゴスフォード・パーク」(01)などの傑作を生み出した。05年にはアカデミー賞名誉賞を受賞している。群像劇を得意とし、ハリウッドに媚びない映画スタイルで多くの映画俳優から愛されたアルトマン監督。メリル・ストリープケビン・クラインリンジー・ローハンなど豪華スターが共演した「今宵、フィッツジェラルド劇場で」(仮題)が最後の作品となった。同作はムービーアイの配給で、来春日本公開予定だ。

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