「日本沈没」が、草なぎ&柴咲でよみがえる!
2005年11月1日 12:00
大地震で日本列島が水没するという小松左京のベストセラー小説を映像化し、73年に大ヒットを記録した「日本沈没」が、総製作費20億円の超大作としてよみがえることになった。10月27日、東京・日比谷の帝国ホテルにて同作の製作発表が行われ、樋口真嗣監督や主演の草なぎ剛、柴咲コウらが会見に出席した。
リメイクとはいえ、大地真央扮する女性大臣が登場したり、前作では令嬢だった柴咲の役柄がハイパーレスキュー隊員になるなど、設定も大きく様変わりしている。子どもの頃、前作を観て映画の道を志したという樋口監督は「比べられることを想定して徹底的に新しい作品にした」とオリジナリティを強調、柴咲は「不安を煽るのではなく希望をつかめるような映画になっている」と、世界各国で天災が続く今だからこそ観てほしいという思いを語った。公開は06年夏。