ジョニー・デップ、イラクの核研究者の手記を映画化
2005年3月15日 12:00
米バラエティ誌は、ジョニー・デップの製作会社インフィニタム・ニヒルと、その親会社にあたるイニシャル・エンタテイメント・グループが、イラクの核研究者によって書かれた手記「The Bomb in My Garden: The Secrets of Saddm's Nuclear Mastermind」の映画化権を獲得したと伝えた。同書は、サダム・フセイン統治下のイラクで核開発に携わっていたマハディ・オバイディとピープル誌の海外特派員であるカート・ピッツァーによって執筆され、ニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたノンフィクション。
映画では、フセイン逮捕後、アメリカ側に機密情報を伝えようとしたオバイディが、CIAやその他の政府機関から信じてもらえなかったことや、イラク内部から、反乱者として口封じのため暗殺されそうになったオバイディと家族を、無事国外へ脱出させようとするピッツァーの行動に焦点をあてたものになるという。
デップ自身が出演するかどうかは未定。