今年の東京フィルメックスは、巨匠・内田吐夢で真剣勝負!

2004年9月21日 12:00


会見に出席した審査員長ドナルド・リチー(左より2人目)、 塩田明彦監督(左より4人目)ら
会見に出席した審査員長ドナルド・リチー(左より2人目)、 塩田明彦監督(左より4人目)ら

今年で5年目を迎えた「東京フィルメックス」。その上映作品のラインナップが9月16日、東京・京橋の東京国立近代美術館フィルムセンター小ホールにて発表された。

映画祭の根幹であるコンペティション部門には例年通りアジアの新進作家の10作品を上映。また、特別招待作品には塩田明彦監督の「カナリア」、アモス・ギタイ監督の「プロミスト・ランド」などがプログラムされている。

特集上映は、昨年の清水宏監督に引き続き、日本映画を代表する巨匠・内田吐夢を「内田吐夢選集 映画真剣勝負」と題して特集。「飢餓海峡」「血槍冨士」などニュー・プリント6本を含む13作品が上映される。その他にも、カナダの鬼才ガイ・マディンやハンガリーの前衛映画作家ボーディ・ガーボルの特集上映もされるという。

そして、今年は5周年ということもあり、北野武監督や塚本晋也監督、是枝裕和監督といった豪華パネラーと共に映画祭の意義を考える「国際映画祭を語る」シンポジウムが開催される予定だ。第5回東京フィルメックスは、有楽町朝日ホールをメイン会場に11月20日から28日まで開催される。

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