シンデレラボーイ柳楽くん、次回作で象使いに!
2004年7月27日 12:00
本年度カンヌ映画祭にて、日本人初となる主演男優賞をカンヌ史上最年少の14歳で受賞するという快挙を果たした柳楽優弥の次回作が、「星になった少年 Little Randy and Shining Boy」に決定した。7月21、配給を行う東宝(東京・日比谷)にて、プロデューサーの亀山千広(フジテレビ)らが会見を行った。
同作は、日本中の象を幸福にする事を夢見て象使いの道を歩み始めたものの、志半ばで夭折した青年の生涯を描いた実話「ちび象ランディと星になった少年」(坂本小百合・著、文春ネスコ・刊)が原作だが、亀山プロデューサーによると、難航していた企画が主演に柳楽を得た事で一気に動いたそうだ。また、柳楽自身も「本物の象使いになれるくらいまで頑張りたい」という熱の入れようで、この夏から国内の専門家の下でトレーニングを敢行、10月には象使いの本場、タイに短期留学を行うそうだ。なお、監督はTV版「人間の証明」の河毛俊作が初メガホンを取る。05年夏公開。