スーツはピチピチ。ブラッド・レンフロ来日記者会見
2003年4月1日 12:00
実際に起きたティーンエイジャー・グループによる殺人事件を映画化したラリー・クラーク監督の衝撃作「BULLY」(ブリー)のプロモーションのため、ブラッド・レンフロが3月26日にセルリアンタワー東急ホテル(東京・渋谷)にて来日記者会見を行った。戦争の影響でハリウッド・スター来日キャンセルのニュースが相次ぐ昨今だが、来日をキャンセルしなかった理由を問われ、「この映画を誇りに思っているため、そして来るたびに違った経験をさせてくれる日本を愛しているから。また、戦争にまつわるプロパガンダに惑わされたくなかった」とやんちゃっぽさが残る20歳の外見とは裏腹に、大人の意見を述べた。
なお、レンフロはスーツを1着も持っていないとのことで、この日は知人から借りてきたスーツを着てきたが、明らかにサイズが小さくピチピチ。案の定、脇の部分が破れてしまって顔を赤らめていたが、最後には「次の来日までに必ずスーツを買うよ」とジョークで締めた。エミネムが担当した音楽にも要注目。シネセゾン渋谷にて5月ロードショー。