個性派俳優が勢揃い「6人の男たちフィルムズ」会見
2002年9月24日 12:00
大杉漣、遠藤賢一、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研──今やインディペンデント、メジャーを問わず、日本映画に欠かせない顔となった個性派6人。彼ら自らがそれぞれ選んだ3作品を連続上映する特集企画「6人の男たちフィルムズ」が、10月19日より11月29日まで6週間に渡って、東京・シネマ・下北沢にて行われることになった。9月20日には、公開を記念して会見が行われ、撮影のため急遽欠席となった田口トモロヲを除く5人が一堂に会した。
「田口くんも連れてきました」とおもむろに遺影のような写真を取り出し会場を笑いに包んだ大杉は、「このメンバーは、普段から仲間でありライバル。みんなでなにかやれたらと思っていたので、こういった形で実現できて嬉しい」と満足そうに語った。気になるラインナップは、「裸になってる作品ばかりを集めてみました(笑)」(遠藤)そうだが、北野武、三池崇史、青山真治、黒沢清ら日本が誇るフィルムメーカーの作品が目白押し。日本映画の最前線にいる個性派俳優と監督たち、彼らの持ち味を楽しむ絶好の機会となりそうだ。