「ロード・オブ・ザ・リング」御一行が来日会見!
2002年2月26日 12:00
去る23日には日本でも先行上映が行われ、予想通りの盛り上がりを見せた「ロード・オブ・ザ・リング」だが、これに先立つ20日に、東京・日比谷の帝国ホテルにてキャスト・スタッフの来日記者会見が行われた。出席したのは、イライジャ・ウッド(フロド役)、リブ・タイラー(アルウェン役)、オーランド・ブルーム(レゴラス役)、ショーン・ビーン(ボロミア役)、ドミニク・モナハン(メリー役)、バリー・M・オズボーン(プロデューサー)の6人。初来日となるイライジャが、「映画と同じように、長い旅をしながら東京に来たという感じ」と言えば、オーランドも、「『七人の侍』に影響を受けた」と語るなどリップサービスも絶好調。
本年度のオスカー13部門にノミネートされた点について聞かれると、リブ・タイラーは「撮影、衣装、脚本、音響、録音など、裏方として必死に働いているたくさんの人たちが認められ、ノミネートされたことが一番嬉しい」とスタッフを気遣い、プロデューサーのオズボーンは、「全てをニュージーランドで撮影できるわけがないとか、ポストプロダクションなんて到底無理だと言われていたが、映画は完成し、認められ、ノミネートもされた。これは我々が下した決定が正しかったことを物語っている」と自信に満ちた表情で語ってくれた。
3月2日、「ロード・オブ・ザ・リング」は、「ハリー・ポッターと賢者の石」を凌ぐ全国およそ650スクリーンで公開される。そして、アカデミー賞の発表は3月24日(現地時間)。春の話題を独占するか?