“スター発掘人”ジャン=ジャック・アノー監督来日

2001年4月10日 12:00


日本びいきの監督は会見でも「何でも聞いて」とご機嫌
日本びいきの監督は会見でも「何でも聞いて」とご機嫌

第二次世界大戦時、その天才的な射撃の才能ゆえにロシアの英雄に祭りあげられた実在の青年スナイパー、バシリ・ザイツェフの愛と苦悩を描いたドラマ「スターリングラード」。本作の公開に先立ち、4月4日、ジャン=ジャック・アノー監督が来日し都内で記者会見を行った。

主演である人気俳優ジュード・ロウについて、監督は「ブラッド・ピットもそうだったが、彼も10年以内に世界のトップスターになるだろう」と高く評価し、「この映画の心はスナイパーの必須条件である“目”の鋭さにある。彼と初めてレストランで会った時、彼はずっと奥に座っていたのにその目は闇の中のライトのように輝いていた」と、ジュードの“眼力”が起用の決め手となったと語った。

また前作「セブン・イヤーズ・イン・チベット」のブラッド・ピットに続く今回のジュード・ロウとの共作で、会場から「監督は美形俳優を発掘する才能があるのでは?」との質問も飛び出し、監督も「ジェーン・マーチ(『愛人/ラマン』)はカメラテストもせずに起用したし、『薔薇の名前』ではショーン・コネリーを復活させた」とまんざらでもなさそうな答え。でも今は「目をつけている俳優はまだいない。これから探さないとね」だそうだ。

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