“ミート・デ・ニーロ”は恐怖!? ベン・スティラー見参!

2001年2月13日 12:00


(左より)ジェイ・ローチ監督、ベン・スティラー
(左より)ジェイ・ローチ監督、ベン・スティラー

結婚を控え、恋人の両親に初めての挨拶。世の男性が人生で最も (?) 緊張するこの瞬間に、現れたのがコワモテのデ・ニーロみたいな親父だったら? そして、彼が自分をちっとも気に入ってなかったら? そんな悲(喜)劇に見舞われた男の顛末を描いたコメディ「ミート・ザ・ペアレンツ」。本作のプロモーションのため、主演のベン・スティラージェイ・ローチ監督が来日。2月9日、銀座ホテル西洋にて会見を行った。

何と言っても、映画のポイントは「実際にいたらやだな」と思わせる、ロバート・デ・ニーロ演じる婚約者の父親(しかも元CIA)。本作で初めてデ・ニーロと顔を合わせた2人は、あまりもの緊張に“恐怖”すら覚えたと言う。「でもその緊張が僕の演技に役立った。向こうもそれを利用して演技していたよ」とベン。

また、「メリーに首ったけ」でキャメロン・ディアスを追いかけるドジな男を演じてから日本でもコメディアンとしての認知度が高まったスティラーと、かたや「オースティン・パワーズ」シリーズのローチ監督。2人の共通項とも言える“コメディ”について、ベンは「シリアスな映画はいろんな解釈ができるが、コメディは笑うか笑わないかという明確な結果だけ。シビアだけどやりがいがある」と語り、監督は「僕にとって、映画で笑う観客を見ることはドラッグのような陶酔をもたらすんだ」と熱く語った。

また、記者団の中にはこれから婚約者の両親と“ミート・ザ・ペアレンツ”するという男性も現れ、2人から「この映画をご両親に見せてはどうか?」と指南を受ける場面も見られた。

本作は3月下旬、日比谷映画ほか全国東宝洋画系にてロードショー。

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