TALK TO ME トーク・トゥ・ミーのレビュー・感想・評価
全49件中、1~20件目を表示
オーストラリアのノリは日本人には難しい
若者が集まってハイになるというノリは日本ではあまり理解しにくい。
海外ではこれが陽キャの王道なのかなと思うけど、
ハイになるパーティだぜイエーーーーイ!!!!と言われても
え…(引)と思う。
日本版で言うとこっくりさんなのかな。
やめとけ、やめとけ、としか思わない。
子供がなんかなる映画はちょっと苦手だな。子供にそんな思いさせないでほしい。
ザ、怖いシーン!驚かせちゃうぞ!みたいなシーンはないんです。
痛いシーンとか、うわあ(引)っていうシーンとか。
突然の大きな音やというのはない。
令和のホラーですね。好き。
パパが最後まで怪しかったので映像特典「カットされたシーン」からのパパのシーンを採用してもよかった気がした。
ラストはそう来るか。好きなラスト。
ちょっとホラー映画「スマイル」を思い出した。
斬新さや衝撃や面白さは保証付き。だけど敢えて言うなら、のめり込んではいけない
日本で言う所の“こっくりさん”。
こういう降霊術って世界中どの国にもあり、いつの世も若者たちの間で人気。
台の上に置いた手が勝手に動いて何かを示したり、何かが憑依して言動が豹変したり…。
説明の付かぬ現象にゾクゾクしつつワクワク。面白半分。度胸試し。SNS社会の今だとバズるから。
そのほとんどがお遊び感覚で、相手を驚かす為のヤラセだろう。
中には真偽が疑わしいものもあり、事件も。思い込みによる精神薄弱かもしれないが…。
でももし、本当に“何か”を呼び寄せてしまったら…?
SNSで流行の“90秒憑依チャレンジ”。
不気味な“手”の置物。曰く付きの呪物だというそれを握り、唱える。「トーク・トゥ・ミー(話したまえ)」。
すると、目の前に霊が…!
さらに唱える。「レット・ユー・イン(入るを許す)」。
霊が憑依。
怖さはあるけど、やったら最高のブッ飛び快感!
破ってはならないルールが一つ。憑依は90秒以内。
もし、90秒以上憑依したら…?
恐怖絡みの遊びに興じる若者たちのお約束。でないと話が始まらない。
霊の仕業か。自傷行為。
目玉を抉り出そうとしたり、顔や頭や身体を壁や机の角に激しく打ち付けたり…。
かなりの痛々しいグロ描写。
憑依した霊に付きまとわれる。
気が狂ったか、現実の悪夢か、その境も曖昧に。
気付いたら…。ミイラ取りがミイラになったような、なかなかの衝撃のオチであった。
何より恐ろしいのは、ある理由があるにせよ、のめり込んでしまう事。
主人公の女子高生ミア。
2年前に母親が自殺。そのショックから未だ癒えない。
友人と共に参加したホームパーティーで憑依体験にチャレンジ。
以来クセになり、また皆で集まって、何度も何度も。
ある時、友人の弟に憑依したのは…、ミアの母親。
ついつい亡き母親との対話で友人の弟は90秒以上憑依してしまい、酷い事に…。
責任を感じたのか、それともまた母親と話したかったからか、ミアはこっそり“手”を持ち出し、母親の霊を呼ぶ。それが思わぬ事態に…。
母親とまた話したい。その気持ちは分からんでもないが…。
ミアもまた90秒以上憑依。
ありがちだと“手”は一体何なのか?…という展開になるが、本作はそっちの方向に展開せず。謎のまま。
悲しみや愚かさから招いてしまった事態や恐怖が主軸。教訓めいたものも感じる。
“手”やのめり込んでいく様は自ずと彷彿させる。
薬物。
憑依チャレンジして、最高のブッ飛び快感に皆で大盛り上がり。
ドラッグを吸って、ハイになるのと何が違うと言えよう?
バカ騒ぎ、やり過ぎ、悲しみや辛い事から逃げる為…。
依存し、気付いたら身の破滅。
自分や周りの命が危険に…。
やはりそんな薬物依存がアイデアのになっているという。
一人がドラッグを吸って床で痙攣。周りの友人らはその様をスマホなどで撮りながらゲラゲラ大笑い。
そんな光景を目の当たりにし、衝撃と恐怖を…。
オーストラリアで双子YouTuberとして活躍。ダニーとマイケルのフィリッポウ兄弟。
斬新なアイデア、YouTuberならではのバズりそうなもの=視点、ホラー映画の見せ場をしっかり抑えたグロやショッキング描写(特殊メイクも強烈!)、それらに込めたメッセージ性…見事な鮮烈デビュー。
続編の製作も決まり、あの『ストリートファイター』の新たな映画化の監督にも抜擢。どちらも気になるぞ!
製作は絶好調のA24。自社製作でも優れたホラーを送り出しているが、こちらは北米配給権を獲得。同社ホラー最大のスマッシュヒットとなり、さすがの目利き!
『エクソシスト 信じる者』『オーメン:ザ・ファースト』『変な家』…。
最近見たホラー/スリラーは個人的に不発ばかり…。
ようやく、会心の一作!
救いがない ∞
ティーンズ映画です。
こういう【あの世のものを呼び込む】系の儀式は
それなりの覚悟が要ると聞きますが
主人公たちは…(視聴後)…そうだよね。。
後味悪くて皮肉を効かせたラストで
久々に凹みました。
途中から主人公が独善的になっちゃって
引いちゃいましたが
悪霊に取り憑かれた犠牲者という立場で見たら
気の毒になりました。
あと、生きてる親の言葉じゃなく
本当の親かわからないあの世の存在の言葉を
鵜呑みにしちゃうのが悲しかったですね。
心の隙間に入り込まれ、取り憑かれ、
取り込まれ、見事に持っていかれちゃいましたもんねーーー…。
そら交通量の多い車道を前にしても
余裕しゃくしゃくでニタニタ笑えますわな、
あのラスボス悪霊。
汚い、さすが悪霊、汚い(-_-;)
(降霊術を交えた度胸試しってあるんですね。
降霊術なら形を変えて時代を超えて
延々と続きそうです ∞)
霊、ヤバい、キモチいい。
原題
Talk to Me
感想
『ミッドサマー』『へレディタリー/継承』を超えて全米でA24ホラー史上最大のヒット!!
SNSで話題の「#90秒憑依チャレンジ」でハイになりのめり込んでいく若者たちが体験する想像を絶する‟恐怖”
上映時間95分はちょうどよく、飽きずに観れました。
ですがあんまり怖いとは思わなかったです。
幽霊はキモかったです。
ライリーが可哀想でした…あんな顔面になっちゃって…
ラストは好きな終わり方でした、ミアがあちら側に行くのはちょっと予想できて驚きはしなかったです!
1.手を握る
2.唱える
3.招き入れる
ただし、90秒を超えてはならない。
※何が憑くかはあなた次第
カンガルーの呪い?
オーストラリアの恐怖映画だけにやはりカンガルーの呪いがテーマ、かな?
あの時、主人公のミアが瀕死のカンガルーを楽にしてあげればこんなことにはならなかったのかも。奈良県民が奈良公園のシカを見殺しにするのと同じくらいオーストラリアでは罪深いとされる、らしい。
いわゆるこっくりさんのオーストラリア版。若者たちが降霊術でハイになってるうちに悪乗りしてえらいことになってしまう。
霊界との交信というよくあるネタをうまくまとめている。主人公が死んだら、最後は当然そういうオチになるでしょうな。ただ、物語にあまり深みはない。シャマランの「シックスセンス」みたいな切ない物語にもできただろうに。
どうせなら、ミアは中盤に死んで、ジェイドとあの「手」を使って交信し合って協力してライリーを救い出すという展開にしてもよかったんじゃないかな。そしてライリーを救いだし、ミアは母のもとに旅立つ、ジェイドとの切ない別れ、みたいな感じでもよかったのかも。
見てる最中は楽しめるけど、すぐ忘れてしまいそう。こういうの好きな人には受けるんだろうけど。制作費に対して記録的な興行収入をたたき出したとか。
ちなみに降霊術の主催者のヘイリーに最後までバチが当たらなかったのが残念。近年まれにみるうざいキャラだった。主人公のミアは魅力的だった。
痛い痛い!
この手の映画でハッピーエンドを観たことがない…観ていてすごく疲れる映画やった。
ミア悪いやつやないのになあ。不憫すぎる。出てきてるやつらは光の方向に向かっていってたのね。最初の90秒を超えてしまった時点でおしまいやったというわけか。無事にみえて実は…ってよくあるパターンやよね。ライリーが頭ぶつけてるところ痛すぎて直視できず。
完璧な一本
95分という短い上演時間のなかで無駄の無い作品。
完璧なホラー。
そして誰も置いていかない分かりやすさが凄い
解決方法も時間でしか無いのは、薬物依存などと付き合う時と同じで裏技がないのがとても紳士的である。
ホラー演出もキチンと怖く
トイレのシーンやベットで元カレと寝ているシーンなどjホラー的な演出が多くてトレンドを押さえているのもグッド👍
近年のホラー作品の中でもベスト級
いやぁ、マジで怖かった
12月22日公開でしたがいつも行っている映画館では公開されずネトフリとか出てくるのを待ってましたが、なんと別の映画館でやっているのを知り朝に出陣しました。上映開始は8時10分、座席は2席埋まってるのみ。すっからかんです。いざ、座席に座ると待てど暮らせど私以外の人が来ない…そう本当の1人鑑賞をしてきました。
もう、みれないところは壁に目を向けて耳塞ぎました。
簡単に言うと、死んだ後は真っ暗で置いてけぼりにされるよみたいな感じ。悪い霊に引き込まれたら真っ暗な世界に行くのかどうかは見た人で判断してください。
めちゃめちゃ怖い。ホラーあるあるでルールを破る奴がいる。今回は主人公だったのが新しかったかな
talk to me
話したいけどみんな悲惨な姿だから霊が見えなくて結構
間違いない良作
オープニングで掴まれ、若者の自業自得と思いながらノンビリ序盤を過ごし、中盤からストーリーに引き込まれ、息もつかせぬ演出でラストまで駆け抜ける。
恐怖演出をビックリとかグロ演出に頼らず、登場人物のやり取り中心で描き、要所はしっかり怖い。
ストーリーも主人公は霊にいいように誘導され救われぬラストを迎える王道スタイル。
演出が上手い良作、ヘレディタリーとか好きな人は合うと思うし劇場公開終わっても自宅でじっくり鑑賞してもらいたい
怖いホラー映画を初めてみか気がする
ホラー映画ってだいたい評価が低いので期待せずに観ましたが、普通に面白いし普通に怖い。
ホラーなんてどうせびっくりさせるだけで怖さを感じることってないのだけれど、これは違いました。
日本のこっくりさんみたいなもんなんだけど、たぶんこっくりさんじゃこんなにハマらなかったと思う。
憑依チャレンジ中に息が止まる感じが伝わってきて、感情移入というか映画に入り込んで見てしまいました。
主人公のミアが最初に憑依チャレンジして90秒超えちゃって、あれは大丈夫だったのか?本当は入り込まれてるんじゃないか?みたいな疑問をこちらに残したまま物語が進行していき、最後はオーソドックスな終わり方をするのですが、それがいい。それでいい。
変に意味わからん終わり方しなかったのも良かった点です。
ミアだけを悪者にするのは間違ってるぞ。
呪物の使用は用法用量を守って正しくお使いください。
薬のCMなどでもよく言われる注意喚起。
とはいえ僕らはなんだかんだでルール破りがち。
人それぞれ「マイルール」があってそっち優先しがち。
薬の服用から料理のレシピ、約束の時間に厳しいか否かとか枚挙にいとまがない。
けど破っちゃいけないものもある。なんでも自分都合で考えるのは危険。
孤独を感じてる子供が降霊術という名のドラッグで埋めようとして悪霊に地獄に引き込まれる。
悪霊は若者を食い物にする大人って置き換えてもいい。
買春ジジイとかその辺の大人。
居場所求めてさまよってるのは幽霊も若者も同じ。
そんな若者に大人は何をしてるのか?
続きはnoteで、無論無料。
予想外に楽しめたが、降霊憑依の本物はこんなモノでは無いなと思う。
急に寒くなってきたけども、年明け早々「TALK TO ME」を観に行った。
観たけど体も肝も冷えてしまい凍えそう。
昔、映画館で「リング」が流行ってた時、上映中に女性のお客様が気分悪くなっちゃって。支配人が急遽救急車を呼ぶ事が有った。その時は顔面蒼白で少しビビったな。
学校でコックリさんが流行った時も憑依された害者が出ちゃってお祓いに至った事が有ったな。それでコックリさん禁止令が出た事が有ったわ。それを思い出した。
映画の事だけども、興味本位で描くのは良いが、真似して元に戻れる保障なんて無いと思う。
一度憑りつかれると厄介、と言うのが知人の話かな。
そんな感じな思いで見てたんで まあまあ有りかなと思いました。その点は面白く良く出来てたと感じます。
最初と2回目ぐらいまでの降霊場面はドキッとして良かったが、それ以降 若者たちが慣れっこに成っちゃってる場面が頂けない。亡くなった母親、何であんなにドロドロで恨んでる?化け物的に成っちゃってるのかな。そこが嘘くさい。
自分の命が、憑依のままの友人弟君に変わって 死ぬって話展開だけども
弟君は助かるの? いやそれはそのまま死を迎えるでしょ。普通はそうなる。
つまり エクソシストの悪霊払いじゃないんだから、霊を乗り移して除霊じゃないと思うね。
一度魔物が憑りつくと絶対的に除霊(お祓い)は ほぼ無理と描くのが正解の様に感じるわ。(でも人の霊はそんなに怖くは無いのだ。それは何故だか知っているw)
興味ある方は どうぞ
今のうちに劇場へ!
痛いが怖くない
よく言えば若い、悪く言えば理性的・合理的行動の取れない人たちばかりが出てきて、登場人物に全く魅力を感じられなかった。最初のカンガルーに、殺す or 見捨てる の選択肢しかない時点で「ないわー」という感じ。ジャンプスケアというか、自傷の痛さを見せつける映像頼みという感じがした。
完成度高い
ホラーあまり見ないのですが、評判良かったので見に行きました。冒頭のカンガルーに、トドメを刺そうと車で轢いて楽にしてあげるって云う選択肢あるの?ってビビりましたね。これがラストに繋がる脚本の上手さがありました。
主人公のミアの他人との距離の取り方が、絶妙に変というか精神的に脆いだろうなぁという感じが上手くとれていた。よくあるホラーなんだけど最後、車に轢かれて立場が呼び出される側に回ったオチは秀逸。
怖いというより気持ち悪い
怖いというより腐った死体の見た目が気持ち悪かった。
憑依したあとに黒目が何段階か徐々に大きくなっていくのも気味が悪い。
若者がヘイヘイと悪さして事が展開していくので若干イライラする。
最後まで悪い方悪い方に進んでいく。
それはちがうもの
いちど死んでしまったものは、それはもうちがうものだよ、て辺りが、たしかペットセマタリーとかハガレンの冒頭もそうだし、そういう共通した世界観だよね。
ただびっくりさせる系のお化け屋敷ホラーはつまらないけど、こういうホラーを観ると、ホラーは可能性だと思う。
内容より音でビックリ‼️
2024年初映画館はホラー(❓)(笑)。
題名にも書きましたが内容より音でビックリシーンが多かった💧。降霊術で呼び出したゴースト達も醜かったが怖いわけではないな(やろうとしてる事身体の乗っ取りは怖いが…)。
手の石像(❓)も中の話では本物の手首を石膏で固めたとか…、降霊術の道具としては有りだか術師からよくパクれたな(笑)。
アメリカ映画によくあるパーティー風景で薬じゃなくて霊をやるって日本のコックリさん的な感じかな〜😅。昔よくやりましたが私は信じる口なので、その場は楽しくても最後までしっかりやらないと本当に悪い物が憑いてしまうから気をつけましょう💧。
映画が流行るか現地の映画館は手のレプリカとか売ってそう(笑)、見た人やるんだろうな、と思いつつ帰りに思いながら楽しめた作品でした😄。
死去の後
Talk to Me
心の空隙から蝕まれる。ドラッグの隠喩のようだが、現実の描写を積み重ねることでオカルトに戻している
呼び出す幽霊は誰が誰という垣根を超えて個人の思いなど無くなっている。少なくともそういう末路の先を思わせる
現実に生きている人々の後悔にまだ生きていた頃の言葉が重なり、胸に迫る最中、ポルターガイストは現実の外で起こっている
そして死去の後、幽霊は未来のない絶望に晒される。周りには救いの光も散見されたが遠ざかる。始まりのタイトル、終わりの言葉で幕を開ける。
霊、ヤバい、キモチいい。
母を亡くし父親と暮らすミアは周りとうまく馴染めないながらも友人のジェイドと共に参加したパーティで降霊術を行う。
明らかな異常を経験しても、中毒性からか仲間内で何度も繰り返す。
それぞれがハイになる中で、ジェイドの弟であるライリーが降霊を行い状況は一気に悪くなる。
ミアは母の死について父が何か隠していると疑い続けていたが、母の姿をした霊と父の告白は異なる内容であった。
自らの望む答えを選んでしまったミアは招かれる側に成ってしまう。
霊そのものの怖さというよりは、取り憑かれた人間が何をするのかが分からないという怖さ。
展開は綺麗に収まっていて悔しいが良いオチ。
全49件中、1~20件目を表示