五等分の花嫁∽のレビュー・感想・評価

五つ子の生き方について考えさせられる名作でした

今年236本目（合計887本目／今月（2023年7月度）22本目）。
（参考）前期214本目（合計865本目／今月（2023年6月度まで））。

　…ということで、五月ちゃん推し（水瀬いのりさんのファン）です（何ら無関係）…。

　60分ちょっとという事情もあり、前作をもって完了したと「される」劇場版の外伝的な要素が強く、ストーリーというストーリーはないものの（主に2つのストーリーからなります。半々程度。ただ、単純計算だと30分計算になるので、それほど「濃度」は大きくない）。

　結局このような理由があるため、VODのアニメシリーズなり、前作の映画作品なり、何らか前作等に触れているのが前提（さすがに、声優ファンということ「だけ」で60分ではきびしい？）気がします。どちらも現在ではネットフリックスやアマゾン等ではVOD課金（あるいは、ネットフリックスは月間契約）していれば見ることができるので、見る方はそちらを参考にされることをお勧めします（前作の劇場版を見ている方は問題なし）。

　なお、紛らわしいことに、舞台挨拶版が3連休のどこかであるのか、「ない日の上映」では、エンディングロール等が全部流れた後に唐突に「おまけの声優さんたちのトークショー」（もちろん事前録画されたもの）が10分間ほど流れる（このことの告知は一切ない）という妙に混乱させる要素があるので、ここは要注意です（ここで、外伝的な作品として2作品目、等も考えていければ、などといったお話もあり）。

　採点に関しては以下を考慮していますが、大きな傷ではないので、フルスコア切り上げにしています。

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　（減点0.2／民法上の解釈が危うい）

　契約の解除については545条に規定がありますが、「第三者の権利を害することはできない」のが民法の規定です。そしてこれは、不測の事態から無関係の第三者を巻き込んで害することがないようにという強行規定です。

　このことの配慮が少し足りない（契約解除書が送られてくるところ）が気になったところ、この論点自体はいくら強行規定とはいえ、当事者といえども「想定しない第三者の権利が害されるパターンがある」ことを知らないまま（善意のまま）送ってしまうということはありうるため、そこで第三者が異議を唱える等すればよいだけの話で、実際問題起きうるトラブルであることまで考えて、これのみでは4.5までには扱わないようにしました。
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　ところで、荒れまくっている「君たちはどう生きるか」、明日予約したんですけど、大丈夫なのかなぁ…。

生粋の四葉好きでございます。
前回の劇場版では2回鑑賞したにも関わらず、入場者特典が貰えないという苦い思いをしたので、今回は初日に鑑賞。すると、なんと四葉をゲット！！！やっふ〜！上映前からテンション爆上がりです！3000円の特別版パンフレットも、｢ミッション・インポッシブル｣｢キングダム｣｢トランスフォーマー｣でIMAX鑑賞する予定のお財布厳しい時期ではありますが、後悔するのは嫌なので、購入しておきました。くくく、インディ・ジョーンズのプログラムといい、最近の特別版は高いぜ...。

内容は、前回の劇場版と比較するとさすがに大きく劣ってしまいますが、1期2期とあった通常のアニメよりも面白く、総集編のような作りであるため、見応えたっぷりの作品でした。話が2話、続けてあるような作りを想像していたけど、思ったよりちゃんと映画で、1本としてしっかりまとまっていました。でも、挿入歌はもっとさりげなくやって欲しいな〜。ぶつ切り感が気になる。

この作品に限らず、私は漫画というものがすごく苦手で、五等分の花嫁に関しても1巻だけ読んでそれっきり。アニメは大好きなんですが、漫画は全然知らないので、今回の新作は新鮮な気持ちで非常に楽しめました。てか、これなんで入れなかったんだよ！ってくらい大事なエピソードで、推しである四葉がもっと好きになりました。回想シーンも、染みるな〜。

いつまで経ってもドキドキさせてくれるこの作品は、やっぱり凄いし、大好き。まだまだ色んなエピソードをアニメにして欲しいな。後日譚だって見たいし。

だけど、1つ物申したい。
せっかく余韻に浸っていたのに、余計にキャストの懇談会はやらんでよろしい！それはそれで、分けて見たい。YouTubeで上がってたらどちらにせよ見るんだから、本編とくっつけないでくれ！五等分の花嫁面白かった〜で終わりたいんだよ。ちょっと残念。いやでも、最高に面白かったですけどね！

全シリーズですごく重要なシーンが描かれていた点は良かった。解説的なネタばらしではあるが、そこで動く感情はこのストーリーの肝ではある。

が、好評価点は以上。前作までが良かっただけに残念。なぜここでそのシーンを出したか？テレビシリーズ2期で積み上げたストーリーを映画で完結させた前作、長尺の作品だったが良いリズムだがしっかり魅せるところはじっくり見せた。そのために潔く重要なシーンも切り落とす決断をしたはず。
今作は切り落としたシーンの寄せ集め。
どちらかと言うと前作に追加ディレクターズカット的作品にした方が良かったのではと感じた。
そこだけ見せられても。。。
ファン感謝作品と見ればこれでも良いのかも知れない。好き人の動画を観てると思えばこれでも良し。が、私には合わなかったかな。

アニメと前作の未公開版
映画では珍しい前後分けての作品って感じがした。

前編では、五等分と上杉
後編では、四葉メイン
って感じかな？