劇場公開日 2023年9月1日

バカ塗りの娘のレビュー・感想・評価

全27件中、1~20件目を表示

3.5【”津軽塗は、私がやり続ける。”不器用で引っ込み事案な娘が津軽塗職人を目指す姿を描いた作品。モノ作りに一心不乱に取り組む人の姿は美しいモノであると思った作品でもある。】

2024年4月25日
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悲しい

知的

幸せ

■青木家は津軽塗職人の父・清史郎(小林薫)と、スーパーで働きながら父の仕事を手伝う娘・美也子(堀田真由)の2人暮らし。
 家族より仕事優先の清史郎に母(片岡礼子)は愛想を尽かせて出ていき、兄ユウ(坂東龍汰)は自由に生きる道を選び、同性の尚人(宮田俊哉)と暮らし始める。
 美也子は津軽塗に興味を持ちながらも父に継ぎたいと堂々と言えず、スーパーのバイトにも気が入らない。

◆感想

・モノ作りに一心不乱に取り組む人の姿は美しい。
今作で言えば、自分の津軽塗への想いをぶつけた学校の廃屋に置かれていたピアノを、津軽塗で装飾する美也子の姿だろう。
ー 雪の降る中、深夜までピアノを、津軽塗で装飾する姿。-

・清史郎の父で、大臣賞も取った祖父の葬式のシーンも良い。
ー 久しぶりに揃った家族と、弔い酒を酌み交わす清史郎。勿論、そこにはユウ、尚人もいる。そして、美也子も・・。

<今作は、日本が誇る伝統工芸・津軽塗がつなぐ父娘の絆、そして家族の物語を描いたヒューマンドラマである。
 派手さはないが、良き作品であると思う。>

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NOBU

3.5「家業を継ぐ」ということ

2024年3月30日
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「伝統工芸は(当事者が)ちゃんと守っていかなくてはいけない」とか、「継げる家業があるなんて羨ましい」など、当事者じゃないから言える暴力的な言葉だ。

どんなに努力しても最後はセンスがものをいう厳しい伝統工芸の世界は、センスがなくてもなんとか惰性でメシは食っていけるサラリーマンには決して理解できないことだろう。

軽薄で陳腐な言葉にしかならないが、それでも誰かがバトンを継いで欲しい。
輪島市の惨状に対しても私たちは鈍感すぎる気がする。
少子高齢化による後継者不足、家父長制、ジェンダー等、今の伝統工芸世界の課題に真摯に向き合う。

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atsushi

4.5津軽塗職人の父と、その娘の奮闘を描いた物語。 ばかみたいに手のかか...

2024年1月19日
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楽しい

知的

幸せ

津軽塗職人の父と、その娘の奮闘を描いた物語。
ばかみたいに手のかかる塗りの作業、寡黙に丁寧に続けてゆく様子。人付き合いやおしゃべりは不得手そうですが。
多くを語らない職人気質、大作を仕上げて周囲に認められる様子、感心して見入ってこられるお話でした。

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woodstock

3.0津軽塗を知れた

2024年1月3日
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知的

青森県弘前市で、青木美也子は高校卒業後もやりたいことが見つからず、スーパーで働いていた。不器用で何をやってもうまくいかず自分に自信を持てない彼女だったが、津軽塗職人である父の手伝いは好きだった。しかし父は津軽塗を続ける気力を失い、父の身勝手さに愛想を尽かして家を出ていって新しいパートナーのいる母、津軽塗の家業を継がず美容師になりゲイの兄、施設に入ってる祖父、と家族はバラバラだった。そんな中で、津軽塗をやりたいと言い出せない美也子は兄のパートナーに連れて行かれた廃校に有ったグランドピアノに津軽塗を施す事を思いつき・・・てな話。

津軽塗はバカに手間をかけ丈夫な塗りと言われる、と紹介が有るが、漆塗りは輪島塗くらいしか知らず、調べてみると日本には主な漆器の産地だけでも23位有るらしい。その中でも丈夫なのが津軽塗だと知り興味を持った。今度青森に行ったら津軽塗を買ってみようかな。
美也子役の堀田真由は自信の無さそうな役どころなんだけど、やりたい事を見つけだんだんと自信を持って明るくなっていくところが良かった。父役の小林薫はいつも通り渋かった。

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りあの

3.0蛙の子は蛙…血は争えない

2023年11月21日
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馬鹿に手間隙がかかる塗りものなので「ばか塗り」というそうですけれども。
それだけ精魂を傾けなければ身につけられない技ということなのでしょう。
評論子も見習いたいところですが、一つのことに打ち込めることは、この地方の気質(かたぎ)の美しさなのかも知れません。
そんなことにも思いが至りました。

一芸にに取り組む父娘ということですから、「父親の背中を見て」というのか、「蛙の子は蛙」というのか、「血」は争えず、両者の絆も自(おの)ずから深まりそうです。
そんな深くて温かな父娘関係の再生を、しかし静かに描いた会心の一本だったと思います。評論子は。

佳作としての評価が妥当と思います。

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talkie

3.5伝統工芸の後継者問題の中に現代の価値観とのぶつかり合いもあって、見応えがあった

2023年11月17日
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楽しい

面白かったし、バカ塗りの意味や、漆を塗る工程なども知れて良かった。

片思いの相手がいて恋愛展開になりそうだったが、実はその相手が同性愛者でお兄ちゃんの婚約者・・・
ショックで吹っ切れて職人の道に進む。父親に反対されるが、作品が海外で評価されて、家族にも認められる。主人公が後継者になることで、兄が家業を継がずに外国で暮らす事も許されるだろうし、大団円で終わる。

少し残念だったのが、同性婚の話を聞いた両親の発言が曖昧だったこと。
怒りもせず、祝福もせずに意見を言わずにスルーした。
賛成はできないけど、不満を口にする自信もないといった感じか。
どういう反応をするんだろう?とワクワクした分、肩透かしだった。

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ジュンヤ

3.5映像が綺麗。堀田真由ちゃんが可愛い。

2023年11月14日
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楽しい

幸せ

萌える

弘前の津軽塗の職人である父とその娘との家族のお話。堀田真由ちゃん目的で鑑賞しましたが、不器用だけどひたむきに生きる、美也子の繊細な心情に心動かされました。絵がとても綺麗で、弘前にも行ってみたいなと思いました。

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ゆそ

4.0どこかで見た既視感はあるけれど

2023年11月10日
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 「あさイチ」に堀田真由が出演した時に紹介していた映画。アミューズは堀田真由のような所属俳優を主演にした映画を製作するわけだが、在籍時代に神木隆之介が初めて浜辺美波と共演した作品も製作された事情は同じようなものか。ヒロインに揺れがあるので少しもたつくところはあるが、それほどイライラはしない。
 堀田真由は「わろてんか」で知ったけれど演技を実感したのは「エール」で登場した時期は短いが主人公をたぶらかした上で奈落に突き落とすダンスホールの踊り子役だ。堀田真由は滋賀の人なので滋賀を舞台にした映画かドラマか何かに出演しないだろうか。
 舞台が青森でありヒロインが廃校になった学校の備品のピアノに漆を塗るので何か東北のどこかにある母校の高校にピアノを寄贈した設定がある昭和55年にNHKで放送した「四季・ユートピアノ」と似通っていてヒロインのピアノ調律師の栄子役で出演した中尾幸世が製作された時点の年齢は今作を撮影当時の堀田真由と大体同じくらいなので連想してしまった。

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大阪マフ

3.0東北だなぁ・・・

2023年11月8日
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幸せ

萌える

みんな口数少ないし、我慢強いし、どこか意地っ張りだし。でも堀田真由さんや小林薫さんは東北出身じゃないし、監督さんも違う。音楽も少ないし、焦れる位のゆっくりしたテンポがそういうイメージを喚起したんでしょう。だからこそ終盤、吹っ切れた堀田さんの笑顔が眩しい。

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トミー

3.0そうはならないと思うんだけど・・・

2023年10月30日
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2023年劇場鑑賞252本目。
パンフレットが売り切れていて、再入荷の目処はなく、メルカリやヤフオクも全滅状態だったのでこの後もう一本観たあと高速乗って往復3時間かけて隣の県に買いに行きました・・・。これから公開する地域の方は早めに買いに行った方がいいですよ!

さて、会津塗の職人と、その娘の話なのですが・・・。この堀田真由演じる娘さん、見た目の印象通りちょっとぼーっとしてまして、小林薫演じるお父さんは息子に継がせたいので娘には伝承していません。
この前提があっての物語の展開やオチがどうも無理があるなぁと思ってしまいました。

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ガゾーサ

3.0父の救い

2023年10月9日
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泣ける

幸せ

萌える

高名な職人である父の息子であるプレッシャーと、世界で認められた娘を誇らしく思いながら自分の不甲斐なさを感じつつ・・・
一人の職人の人生を感じる。

作品というのは好みだし、運もある。でも残してくれてありがとうという感謝を送りたい。

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ふわり

4.0地味ながら良作

2023年10月8日
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漆塗り職人の娘の話。

優れた職人だった祖父は介護施設に。父はやる気なし飲んだくれ。兄はフリーダム同性愛者。母は価値観押し付け理解なし。
なかなかの状況だけど、何をやっても身のはいらないミヤコの漆塗り職人としてやっていく覚悟を丁寧に描いている。

ミヤコはあまり口数が多くないのでこちらが慮っていく必要があるが、演技もよくて応援したい気持ちになった。
近所のおばさんも良かった。バラバラになりつつある家族を陰ながら気にしつつ、助け船を出す感じ。おばさん偉い。

一点、いくら兄のパートナーで憧れの人だったとしても、人気のない場所にのこのこついていくのはどうかと思ったけど…

派手さはないけど話の展開も演者のレベルも高い良作。

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ひとふで

3.0いい映画だけれど、物足りない

2023年10月4日
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途中、エッと思わされるヒネリがあるものの、基本は、若い女性がいろいろあって、結局は家業の津軽塗の職人になるという、極めて素直なストーリー。
堀田真由や小林薫の演技、津軽塗の美しさ、そのほかいいところはたくさんあるが、わざわざ映画館で見るには地味。物足りなかった。

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ファランドル

2.0まんず漆っていうのは摩訶不思議で、やればやるほどやめられねんだ。

2023年9月22日
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評価が高めだったので期待したけど、結局はよくあるストーリーだった。「地元に伝わる伝統工芸を愚直に守ってきた父と、それに反発する息子。継承しようと張り切るのはまだ未熟者。最後にはその努力が花開く成長記」というスジ。それでいい、なら構わない。けど、新鮮味はない。
たしかに、親父に素人呼ばわりされてはいても、門前の小僧、さすがに幼少の頃から漆職人の家に育ち手伝いもしてきただけはある。けどね。どうも都合いいよね。そこが映画だけどね。

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栗太郎

4.5家族

2023年9月21日
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鶴岡監督の「過ぐる日のやまねこ」がとても好きで、なんとか観たいなと思ってました。地元でも遠くでは上映あったんですが(監督の地元)、別の所の上映に間に合いそうで、最終日の最終回(早朝)で鑑賞できました。

家族とは、いいですね。描き方がとても丁寧で、いろいろあっても理解して、会話して、ご飯を一緒に食べればわかり和えます。わたしも妻は本当に大事にしている(つもり?)わけですが、父や兄弟とも、もっともっとわかり合える時間を共有したいと思いました。

女性の自立ものとしてはちょっと弱いのかなとも考えましたが、堀田真由さんはほぼ初見ですがいいですね。漆を「綺麗だ」と見惚れるシーン、とても良かったです。

実は小林薫さんじゃなければ映画館には行かなかったかも?なんですが、大好きです。そこにいるだけで見惚れてしまう俳優はそんなにいません。

片岡礼子さんは流石に上手いです。最後、なんで帰る演出になったんですかね。あそこにいてもいいと思いましたし、いるべきじゃないかと。唯一疑問でした。

四季を通しての撮影が丁寧にされていて、素晴らし作品でした。鶴岡監督の次回作モ楽しみです。

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ウルスアベイユ

3.5津軽塗りが無性に欲しくなる

2023年9月14日
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知的

本作も地味な小規模作品なのだが、やはり以前に予告編を観て惹かれていた。
ちょっと似た設定(職人の頑固な父と娘の物語)の“高野豆腐店”が 非常に
良かったので益々期待を高めて観賞。

【物語】
舞台は青森県弘前。美也子(堀田真由)は津軽塗職人の父・清史郎(小林薫)と二人暮らし。スーパーで働きながら父の仕事を手伝っていた。祖父は大臣表彰も受けた津軽塗の名人だったが、家業を継いだ父は偉大な祖父には及ばず、かつ上顧客はいるものの金にはならない仕事に情熱を失いつつあった。母親は貧乏暮らしに耐えかねて家を出て行き、家業を継ぐ期待に嫌気をさした兄も家に近寄らなくなりつつあった。

美也子はこの先何をしたいか自分でも分からないでいたが、父の手伝いだけは没頭することができ、津軽塗への思いが徐々に強くなって行く・・・

【感想】
本作も悪くなかったが、“高野豆腐店”には及ばなかった。

序盤はむしろ“高野豆腐店”を上回る出だし。
なぜ津軽塗が「バカ塗り」と呼ばれるか、という説明描写から始まり、津軽塗りがどんなものかというところが説明臭くなく描かれ、思わずスクリーンに見入ってしまった。
単純だが、津軽塗の器が無性に欲しくなった。

小林薫と堀田真由の父娘も良かった。
頑固職人に小林薫はピッタリ。 堀田真由は津軽塗りにハマっていく若い女の子を演じるわけだが、“今風の普通の女の子”感と職人の世界のギャップがとても良かった。

一方で俺の評価を下げたのは後半の兄の登場。
なんでここでまたLBGTが・・・
それぞれ、自分の道を見つけて、自分の選んだ道を歩んでいくということを描きたかったのかも知れないが、別にLBGTを持ち出す必要もあるまい。
というか、作品を壊していると思う。
LBGTの人々を描く映画があっても良いのだけれど、近年あまりに映画で取り上げる作品が多過ぎることにウンザリするのと、特に本作の空気には合わないと思う。

それが無ければ本作も★5になり得たかもしれない。
もったいない。

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泣き虫オヤジ

3.0ストーリーとしては悪くないけど、 物を落としたりこぼしたり、 不器...

2023年9月6日
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ストーリーとしては悪くないけど、

物を落としたりこぼしたり、

不器用さを表すところで、

不自然さを感じてしまい、引っかかった

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jung

4.0ピアノの旋律が語る?! 漆塗りの憧れと夢への実現に向けて

2023年9月5日
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青森のバカ塗りとも言われる、漆塗りの
職人を父親に生まれた娘、美也子が
職人だった祖父の伝統的な漆塗りに魅せられて、大人の女性へと成長していくストーリー
でした。
結婚式場に納められた漆塗りの器は
軽さはあっても長く使っていきたいと思う
独特の味わい、料理を百倍美味しく見せる
器の美しさがありました。

美也子の兄が妹を気遣う優しさが
母校の教室に残されていました。

祖父が亡くなったことをキッカケにして
新しい道を歩んでいく、兄のユウと美也子。

食卓に出された青森のお酒は、祝杯を
上げたい気持ち、運気まで上昇するように
見えました。

母校のピアノは、漆塗りの重厚さがあり
新しいスタートを切る美也子を
応援したいと思う作品でした。

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美紅

3.0「津軽塗」の美しさ

2023年9月5日
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今回の注目は主演の堀田真由さん。層の厚いアミューズでコツコツと実績を重ねていますが、私が彼女に興味を持ったのは『劇場版 殺意の道程(21)』がきっかけ。持論と言うほど確たるものではありませんが、コメディを上手にこなす俳優さん(特に女優さん)は、それ以外のジャンルについても巧いと思えます。ポイントはやはり「間(ま)」だと思います。ただ、コメディの場合、表情などを含めて演技が比較的「大き目」になりがちですが、今作では自分を出すことが苦手な主人公・美也子を上手に演じられているように思えます。基本的に、目を合わせて会話することが苦手な美也子ですが、「こういう子いるな」と思える違和感のない演技です。
今作、いわゆる「ご当地映画」でフォーマットも目新しくはありません。しかしながら、脚本上の展開(原作は未読)は意外性と言うほどではないものの「あ、そっち」的な方向に進むので飽きずに観られます。逆に言えばそれほど大きな展開はないので、どうしても劇場鑑賞と言うほどでもないかもしれません。
とは言え、間違いなく誰の目にも魅力的に見えるのは「津軽塗」の美しさ、そしてたっぷりと見せてくれる小林薫さんと堀田さんが演じる職人の技。この歳になるとBSやYouTubeで職人の淡々とした仕事に見入ってしまうことが多々ありますが、監督、解ってらっしゃると思える構成と演出。ついつい「下働きでいいから携わりたい」と思ってしまいます。ただ、勿論「そんな甘いものじゃない」ことは解ってますし、実際、工房の維持存続も大変と聞きます。今の時代、世襲は当たり前とは言えませんし、人や資金の安定化を図ろうと法人化するには報酬や労働時間の管理、さらには労働環境や福利厚生などのベネフィットを整える必要があり、今の時代に合わせるにはまだまだ発展途上と聞きます。
兎も角、伝統工芸品を通して地方の魅力を知ってもらうための「ご当地映画」としては及第点。私としては他とのバランスで3.5以上の点は付けられませんが、それなりの満足度をもって星3つといたします。
最後に、今回も小林薫さんと木野花さんは絶対の信頼をおける演技です。言うまでもないと思いつつ、やはり感嘆します。格が違う。

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TWDera

5.0「堀田真由さん2時間見たい」

2023年9月5日
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楽しい

知的

幸せ

今年154本目。

映画の本編の前に監督、音楽、俳優さんの名前。目立ち過ぎずセンスのいい紹介。自分が見る前に監督さんとか調べないので男性監督、女性監督とか分かるだけで心構えが違ってきます。何年か映画見て来て実写で一番好きな役が「かぐや様は告らせたい」の堀田真由さんの役。橋本環奈さんのお付きのメイドさんですね。美し過ぎる。ゼクシィのCMでもいつも目が行ってしまいます。今作2時間堀田真由さんが画面に、好きな人2時間見れるってこんな嬉しい事ないと思います。バカ塗りが青森で津軽塗りの事。そこだけ知っていたので映画に入り易かったです。作品が時間がゆっくり流れてアクセントになる出来事もあって「神映画」でした。鶴岡慧子監督一生忘れない監督になりました。

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ヨッシー